秋月律子
ガラガラガラガラ・・・
秋月律子
失礼します、プロデューサー殿
秋月律子
P「律子じゃないか、忙しいんじゃないのか?」
秋月律子
今日の仕事はもう、片付きましたから
秋月律子
P「そうか、でも俺がこんな状態なばかりに・・・」
秋月律子
P「律子には負担ばかりかけているみたいだな・・・」
秋月律子
そ、そんなことないですよ!
秋月律子
そりゃあ確かに仕事の量はいつもより多いですし、大変ですけど・・・
秋月律子
でも私、やりがいを感じていますから!
秋月律子
P「なんか、すまんな」
秋月律子
もう・・・謝らないでくださいよ、P
秋月律子
困ったときはお互い様ですから!
秋月律子
なので、いつか私の身になにかあった時は・・・
秋月律子
その時は・・・
秋月律子
その時は・・・私の分まで、しっかり、働いてもらいますから!!
秋月律子
P「ああ、そうだな、その時は任せてくれ!」
秋月律子
はい!P殿になら、安心して任せられます
秋月律子
P「それはこっちの台詞だ」
秋月律子
P...俺は、プロデューサーとしての劣等感を覚えていた
秋月律子
P...ずっと隣で切磋琢磨しつつ、共に頑張ってきた同僚の律子に、俺は差をつけられている
秋月律子
P...もう、置いていかれている・・・そんな気がした
秋月律子
P...でも不思議と妬ましいとか、そういう負の感情は湧いてこなかった
秋月律子
P...素直に感心していた
秋月律子
P...今後、俺がみんなの前からいなくなる時が来たとしても
秋月律子
P...律子になら、みんなのことを安心して任せられる
秋月律子
P...心の底から、そう思ってしまえるほどに・・・
秋月律子
P...心の底から、そう思ってしまえるほどに・・・律子は眩しかった
秋月律子
P、それで、体調のほうはどうですか?
秋月律子
P「ああ、体調か、そうだな、最近は良い方だと思うな」
秋月律子
思うって・・・濁した言い方しますね・・・
秋月律子
P「担当医が、これなら少しの外出なら認められそうですね、って言っていたんだ」
秋月律子
P「つまり体調は良いってことになるだろ?」
秋月律子
そうですけど、Pさんは良いって感じてます?
秋月律子
P「ああ、感じてるよ!今なら空も飛べる気がする」
秋月律子
空を飛ぶのはダメです!絶対にダメですからね!!!
秋月律子
P「冗談だよ、冗談!」
秋月律子
もう・・・冗談でも言っていいことと悪い事があるんですからね!
秋月律子
P「すまんすまん」
秋月律子
でも、元気そうでなによりです、安心しました
秋月律子
P「そうか、それは良かった」
秋月律子
それでですね、もし来れそうだったらなんですけど・・・
秋月律子
定例ライブ見に来てくれませんか?
秋月律子
あの子たちもきっと、Pが見に来てくれたら、喜ぶと思いますから
秋月律子
あっ、でも無理そうだったらいいですから・・・
秋月律子
本当に無理だけはしないでください!
秋月律子
P「ああ、わかってるよ」
秋月律子
P「行けそうだったら、絶対行くよ、定例ライブ」
秋月律子
P「みんなの輝いている姿、俺は近くで見たいからな」
秋月律子
~そう、この目に焼き付けておきたいから~
(台詞数: 49)