馬場このみ
………………………。
馬場このみ
認めたくないものだわ。自分自身の、若さ故の過ちというものを。
馬場このみ
かつてそう言ってた女の子も、時が流れて大人になり、変わっていった。
馬場このみ
でも、時代(ゲームの世代)が変わっても、決して変わることのない不変のものもあるの。
馬場このみ
それはアイドルマスターへの愛。みんなの課金の情熱。そして私の……。
馬場このみ
体格(とき)。
馬場このみ
そのいろんな熱をもったあなた達がこの世界(ゲーム)をうごかし、
馬場このみ
そしていつか、この世界の(私の身体の)刻が動きだすことを、私も信じているわ。
秋月律子
このみさん…………………。
秋月律子
まさか、これを学祭の講演会で言うつもりなんですか?
馬場このみ
別にいいじゃないのよ。画面の前のみんながグリマス大好きっ子なのは確かでしょ?
秋月律子
だからって、どうして赤い〇星の演説みたいな道化を演じようとしてるんですか!?
秋月律子
あまりにもロマンチストすぎて、これじゃ皆さんがドン引きしますよ!?
馬場このみ
ちょ、ちょっとぐらいロマンがあってもいいじゃないのよ!
馬場このみ
私達が歳をとることなんて、(二次元的に)絶対にあり得ないんだから!
馬場このみ
いつまでたっても、私の体は子供のままなんだから!刻が止まってるのは事実なんだから!
秋月律子
ちょっと!!それを言っては元もこもないじゃないですか!!
秋月律子
それこそ認めるべき大人ゆえの過ちですよ!!!
馬場このみ
何うまいこと言ってんのよ!ここまできて今更、スピーチの内容を変えれるわけないじゃない!
馬場このみ
『スタッフ』すみませーん。公演5分前でーす。準備のほうお願いしまーす。
秋月律子
!!!
馬場このみ
(ああ…。刻がみえる………。)
(台詞数: 22)