秋月律子
～事務所～
秋月律子
どうしよう……(頭を抱えてる)
松田亜利沙
只今帰りました!
松田亜利沙
あれ、律子さんどうしたんですか?この世の終わりみたいな顔してますよ。
秋月律子
あ、亜利沙……いや、明日のライブに出演予定のあずささんが、また迷子らしいのよ……
秋月律子
しかも、携帯の電源が切れて連絡がつかなくなっちゃったのよ……
松田亜利沙
あぁ、それはまた……あずささんの場合は「そんなバカな」で笑い飛ばせませんね……
松田亜利沙
(あれ?そう言えばあずささんには……)
松田亜利沙
律子さん、亜利沙が探しましょうか♪
秋月律子
え、そりゃ探してくれるなら嬉しいけど……探す当てはあるの?
松田亜利沙
まぁ任せて下さい♪ちょっとパソコンを用意しますね♪
秋月律子
パソコン?パソコンでどうやって……
秋月律子
(でも乗りかかった船よね……私だけだと手掛かりは何も無いし、)
秋月律子
(亜利沙の情報収集能力に掛けてみますか……)
秋月律子
良し、亜利沙行くわよ!
松田亜利沙
はい!亜利沙出撃します!
松田亜利沙
～5時間後～
三浦あずさ
あら～?お二人さん、どうしてここに?
秋月律子
ほ、本当に見つかった……
秋月律子
亜利沙、一体どうやって……
松田亜利沙
はい。以前からあずささんの放浪の謎を解き明かしたくて、あずささんに
松田亜利沙
発信器を取り付けさせて貰ってたんです♪
松田亜利沙
いやぁ、まさかこんな風に役にたつとは……
秋月律子
あぁ、発信器を……それなら納得ね。
松田亜利沙
でしょう♪因みに、こっちのパソコンから探索しない限り省エネ仕様なので
松田亜利沙
いざというときに電池が切れることは有りません♪
秋月律子
へぇ、それは便利ね……
三浦あずさ
あら、そんなモノがいつの間についていたのかしら……
松田亜利沙
(小声で慌てるように)ちょっ、あずささん!
秋月律子
……亜利沙。その発信器、もちろんあずささんに許可とって付けてるのよね?
松田亜利沙
えぇと、あの、その……
秋月律子
……“今回の”発信器は、見つけてくれたから不問にしましょう。
秋月律子
でも、この後に同じことしたら……
秋月律子
分かっているわよね♪(ニッコリ)
松田亜利沙
は、はいぃ!
三浦あずさ
あら～?
(台詞数: 36)