松田亜利沙
ううぅ……律子さん。ありさ、もう十分ハリセンを堪能しましたので、仕舞ってください……
秋月律子
ハリセンで済ませている分、愛があると思ってほしいわ。
秋月律子
アンタ何考えてるのよ!隠し撮りした上に、当の本人にそれをプレゼントするなんて!
秋月律子
ほぼストーカーよ。ひなたが純朴な瞳で喜んでたから自粛してるだけで、本当はゲンコツものよ。
松田亜利沙
だから、ひどい写真は撮らないですよ。分け隔てない笑顔のシーンとかですから……
秋月律子
ひなたが、お誕生日会にみんなを呼ぶって言ったけど、アンタ一人を先に行かせたら……
秋月律子
『ムフフゥ~。アイドルちゃんの御宅訪問です!ありさ、秘密のヴェールの向こう側へ行きます!』
秋月律子
……とか、暴走しかねないから、事務仕事切り上げて見張り役してるんだから。
松田亜利沙
律子さんの形態模写、やっぱり絶品です!ありさ、感動しました。
秋月律子
反省の色が無いわね(スパン!)
松田亜利沙
またぶたれた…母さんにもぶたれたことが無いのに。
木下ひなた
いらっしゃいませ。律子さんも亜利沙さんも、早かったねえ。
秋月律子
お邪魔します、ひなた。街での暮らしは慣れた?
木下ひなた
うん。おじさんもおばさんもいい人で、いつも助けてもらってるんだわ。
木下ひなた
田舎の暮らしはよかったけど、街の暮らしは同じくらい好きなんよ。
松田亜利沙
全てのことをありのままに受け入れる、ナチュラルピュア系アイドル・ひなたちゃんですね。
秋月律子
亜利沙、余計なこと言ってないの。暴走するなら、またハリセンよ。
秋月律子
ひなたも、自分の誕生日なんだから、おもてなしなんて考えなくても良かったのよ。
木下ひなた
あんね、最初はノンビリしようかとか、おばさんに料理作ってもらおうとかも考えたけんど……
木下ひなた
いつもみんなにお世話になってるし、みんなに幸せな気分をおすそ分けしたいからね。
木下ひなた
今日はちょっと頑張って、お母さんやばあちゃんに教わった料理を作ったんだわ。
松田亜利沙
オホーッ!アイドルちゃんの手料理!!ファンではまず食べられない究極にして至高の存在!
松田亜利沙
ありさ、アイドルちゃんやってて、本当に良かったです。
秋月律子
(無言でハリセンポンポン。)
松田亜利沙
ええと……ただおもてなしされるだけでは申し訳ないから、ありさもお手伝いしようかな。
木下ひなた
ありがとね、亜利沙さん。お鍋が重くて運べなかったから、片方持ってほしいんだわ。
松田亜利沙
お安い御用、かしこまり~!……って、お鍋?
木下ひなた
みんなに来てもらうから、ばあちゃんが送ってくれたジャガイモと、鮭で作ったんよ。
秋月律子
石狩鍋ね。なんだか味噌とクリームみたいな香りがしてたのは、これね。
松田亜利沙
七月の鍋料理……これ、そういうバラエティ番組じゃないですよね。
木下ひなた
やっぱり変だったかなあ。ばあちゃんの料理で、一番好きだったから作ったけんど……
木下ひなた
プロデューサーさんも、夏に北海道さ旅行した時たべて、なまら美味しかったって言っとったけど…
松田亜利沙
い、いや、変とかじゃないですよ。ありさ、アイドルちゃんの作るものなら、何でも大好物です!
秋月律子
それじゃ、フォローにならないわよ!(スパン!)
松田亜利沙
アイタタタ……
秋月律子
ひなたは、みんなで食べるご飯がしたかったんでしょ?劇場のみんなで、今日は鍋パーティーね。
木下ひなた
律子さん……ありがとね。亜利沙さんもみんなも、仕事早めに終わらせてくれるんだよね。
木下ひなた
私、やっぱりみんなが一緒になるのが、一番嬉しいわ。
(台詞数: 38)