秋月律子
……そんなわけでプロデューサーが休みだから、今日は私が付き添うわ。
エミリー
そうですか……仕掛け人さまの容態は大丈夫なんですか?
秋月律子
働き過ぎからくる過労だから、そんなに心配しなくても大丈夫よ。
秋月律子
まったく、なんのために私がいるんだか…。
七尾百合子
そんなこと言ってても、一番心配してるのは律子さんだったりして?
秋月律子
べ、別にそんなことないわよ!
秋月律子
ただ、もうちょっと私に頼ってもよかったんじゃないかなぁって…。
エミリー
律子さんも仕掛け人さまのことが好きなんですね。
七尾百合子
プロデューサーさんはライバル多いですよ?私が思うに…
秋月律子
す、ストーップ!はい、この話は終了!仕事の話をするわよ!
七尾百合子
強引に流れをぶった切りましたね……。
秋月律子
今日のあなたたちの仕事は…えっと……
七尾百合子
私は本の朗読をするラジオの番組ですね。
秋月律子
内容はやっぱりファンタジー系なの?
七尾百合子
個人的にはそういうのが読みたいですが、いろんなジャンルを読みますね。
七尾百合子
そもそも朗読する本はスタッフが決めてますので。
エミリー
百合子さんの朗読は評判良いですよ?
エミリー
読み方がとても上手で感情もこもってて、聞いてるととてもわくわくします!
七尾百合子
読んでる時はその…夢中になってるから…///
秋月律子
ただ読むことと、相手に聞かせるために読むこととじゃ全然違うわよ?
秋月律子
百合子はもっと自信もっていいと思うわ!
七尾百合子
あ、ありがとうございます!
秋月律子
それで、エミリーの方は英語の講座番組だったかしら?
エミリー
はい。私は日常でよく使われるものを、英語を使って表現しようというものです。
エミリー
英語での日常会話ももちろん、歌も歌ったりするんですよ!
秋月律子
へぇ、エミリーらしい仕事ね。
エミリー
今日の講座は日本文化である「ツンデレ」をどう英語で表現するのか、というものです。
秋月律子
またマニアックな…。そんな内容で大丈夫なの?
七尾百合子
律子さん、エミリーちゃんの講座は朝の割りには視聴率高いんです。
七尾百合子
英語が聞き取りやすく分かりやすいのはもちろん、エミリーちゃん自身がすごく人気高いですから。
七尾百合子
金髪清楚の欧米少女アイドルが、この日本で人気がないはずがありません!
秋月律子
思ってはいたけど、やはりエミリーは需要高いのね…。
七尾百合子
内容に関しては局のディレクターとプロデューサーさんが、話し合って決めてるそうですよ?
秋月律子
何でこんなところで能力発揮してるのよ、あのプロデューサーは!
エミリー
私は番組を通じて日本文化が学べるので、嬉しい限りです!
(台詞数: 35)