秋月律子
ただいま。ああ、ダンスレッスンを真たちのユニットと一緒にやったのは失敗だったわ。
我那覇響
律子、どうしたんだ?
秋月律子
真や歩のダンスを見れば刺激になると思って合同練習にしたんだけど、伊織と真が例のアレで。
我那覇響
ケンカになっちゃったのか。あははっ、ふたりとも意地っ張りだからなー。
秋月律子
ブフッ、それって、響が言うこと?
我那覇響
ええっ!?自分、全然意地っ張りじゃないぞ?単に……か、完璧なだけさー…。
秋月律子
そうねえ。響はそういえば真とは張り合うけど、伊織とはケンカしないのよね。
我那覇響
伊織は、なんていうのかな。意地を張るときは、間違ったことは言ってないからな。
秋月律子
ほお。
我那覇響
言い方はもっとほかにあるぞって思うけど、真剣だってわかるから、自分、別に腹は立たないさー。
秋月律子
まるで響のおうちのペットのことみたいによくわかってるのね。
我那覇響
え、そうかな。いや、伊織をウチで飼うのは……ちょっと勘弁だぞ。
秋月律子
それはなに?伊織をユニットに入れてプロデュースしてる私へのあてつけかしら!?(笑)
我那覇響
そっそんなことないぞ!律子今日は機嫌…そりゃ悪い…よね?あ、甘いもの食べるといいさ、うん。
秋月律子
……ああ。ほんとね。
秋月律子
私、機嫌が悪いんだ。
我那覇響
………。
秋月律子
ありがとうね響。それ、いただくわ。
我那覇響
……ほんとに、あてつけとか思ってないからね?だって、竜宮に伊織は必要でしょ?
秋月律子
そうねえ。私の考えてる竜宮小町には、ってことで言えば。
我那覇響
いや、律子が考えなきゃ、どんな竜宮小町も何もあったもんじゃないぞ。
秋月律子
うん、ええと。竜宮小町じゃなくても、事務所の先陣を切って売り出せるユニットがね、
秋月律子
ほかに作れたんじゃないかって。
我那覇響
ほかのユニットかー。律子、ほんとに疲れてるんだな。
秋月律子
………ねえ、響って、プロデューサーのこと好きよね?
我那覇響
は、はっさよー!?ぬーやr…いや、なに言ってるのさ、律子!///
秋月律子
どうなの?
我那覇響
………いなくて淋しいって気持ちは、あるぞ。
我那覇響
いまでも、なんでここにいてくれないの?って思うし。それって、好きなのかな…。
秋月律子
そうよね。淋しいのよね……みんな。
秋月律子
あのね、ひとつ考えてることがあるの。
秋月律子
プロデューサーが帰ってくるまででもいいの。ちょっとあなたに頼みたいことがあるんだけど。
我那覇響
帰ってくるまで?けっこう長いな。
秋月律子
ええ、でも、これは響のためになると思うし、みんなのことをよく見てる響にしかできないと思う。
我那覇響
自分にしか…。
秋月律子
率直に言うわ。やよいと真美と一緒にユニットを組んで、リーダーをやってみる気は
我那覇響
うん。やるさー。
秋月律子
えっ、や、やけに返事が早いわね。
我那覇響
やよいと真美ならなんにも心配ないし。その3人なら、自分がまとめ役になるのは当たり前さー。
我那覇響
律子が言いたいのは、プロデューサーのいない淋しさを事務所みんなが乗り越えなきゃってことで、
我那覇響
自分達なら、ファンと、事務所のみんなにも元気を届けられるんじゃないかってことでしょ?
秋月律子
響……あなたに話したの、正解だったみたい。
我那覇響
ふっふーん、自分、伊達にたくさん動物を飼ってるわけじゃないぞ。なんくるないさー。
秋月律子
そうね…え、こら!ひとこと余計よ、もうっ。
我那覇響
えへへ。それで、いつから始めるの!?
秋月律子
根回しと楽曲選定は始めておくから、3人でレッスンを始めてもらえる?ふたりには明日の朝話す。
我那覇響
へえー!わくわくするなー♪
秋月律子
………。
秋月律子
アイドルに元気をもらおうなんて、プロデューサー失格かしら……ううん。
秋月律子
これが765プロ。そうですよね、プロデューサー殿?
(台詞数: 50)