大神環
(ダッダッダッ...バン!)みんなおっはよ～!
大神環
見て見て!たまき、事務所に来る途中にねこ拾ったんだ!
我那覇響
おはよ～環!今日も元気だなぁ!
大神環
おはよ～ひびき!見て見て!たまき、ねこ拾ったんだ!
我那覇響
猫かぁ。お、こいつオスだな。じゃあ名前はねこ三郎だな!うん、それがいい!
大神環
え～!ひびき、それじゃあまんますぎるよぉ。
我那覇響
そうか?じゃあ環は何て名前がいい?
大神環
え～とたまきは...ポチなんてどうかな?
我那覇響
た、環...、それは猫じゃなくて犬につける名前だぞ?
大神環
あ、こら!.....、あそこになにかあるのかな?う～ん、なんにもないぞ?
大神環
なあなあひびき、ねこってたまに変なとこ見てることあるけど、あれなんでなのかな?
我那覇響
ふっふっふっ...、環それはなフェレンゲルシュターデン現象って言うんだぞ?
大神環
ふぇ...ふぇれん...すたー...なにそれ?
我那覇響
これはな、猫が見てる場所が他の場所より温度が低いことを示した現象なんだ!
大神環
えっと、つまり...どうゆうこと?
我那覇響
つまり、今たま三郎が見てる先の場所は他の場所と比べてひんやりしてるんだぞ。
大神環
ひびき、たま三郎じゃなくてポチだよ?
我那覇響
今はそこは関係ないだろ?!
大神環
えっとポチが見てる先だから...ここだ!おお、確かにひんやりする!
大神環
ひびきすごいな!ひびきは動物のことだけは詳しいんだな!
我那覇響
「だけ」てのは余分だけど、まぁ自分は完璧だからな!
秋月律子
(フェレンゲルシュターデン現象...、聞いたことないわね。)
秋月律子
カチャカチャカチャ...あったわ、これね。えっとなになに...
秋月律子
「フェレンゲルシュターデン現象:ドイツのシュターデン博士が発表した猫の行動に関する現象
秋月律子
博士は、猫が時折何も無い空間を凝視する行動に着目
秋月律子
そして、猫の視線上に存在するある地点だけ周囲より温度が低温であることを発見した
秋月律子
(ふむふむ...。)
秋月律子
別の研究で検証された「霊の存在する地点は周囲より低温である」という説と結びつけ...
秋月律子
「猫は霊を見ている」と博士は考え、着想のきっかけとなった愛猫フェレンゲルと...
秋月律子
自らの名前を取り、フェレンゲルシュターデン現象と名付けた」
秋月律子
なるほど...。響よくこんなこと知ってたわね。感心したわ。...あら?まだ続きがあるわね。
秋月律子
「というのは全くのデマである」
秋月律子
ぶっ!!!!
大神環
なあなあひびき、ひびきのこと今度からあねごって呼んでいい?
我那覇響
いいぞいいぞ!なんでも好きに呼んでいいぞ!
秋月律子
環、騙されちゃだめよ!それに、ひんやり感じたのはきっとプラシーボ効果よ!
(台詞数: 36)