高坂海美
(はじめまして。私は高坂海美、聖ミリオン女学園に通う16歳。)
高坂海美
(趣味は体を動かす事で、特技は…うん、やっぱり体を動かす事かな?)
真壁瑞希
おはようございます海美さん、うまくいったようで何よりです。
高坂海美
(この娘は隣に住んでる真壁瑞希ちゃん。すっごく頭がいいんだ。)
高坂海美
(時たま変な発明品を作って皆を困らせたりするけど、私の一番の親友なんだよ?)
真壁瑞希
(ありがとうございます。私も海美さんの事が大好き、だぞ?)
高坂海美
わざわざ人のモノローグにまで入り込んでの返事、どうもありがとう。ところで…
高坂海美
何で私は起きたら瑞希ちゃんの部屋でこんなカッコしてるのか、そろそろ説明してもらえる?
真壁瑞希
海美さん。実は、私達の住む商店街と、それから地球に大変な危機が迫っているのです。
高坂海美
危機ぃ?それって駅前に出来るっていうスーパーテッコツ堂の事?
真壁瑞希
そんなチャチな物ではありません。本格的なピンチです、アルマゲドンです。
真壁瑞希
…詳しくご説明しましょう。この商店街は、魔女に狙われています。
高坂海美
はあ?瑞希ちゃん、急にどうしたの、また百合子の影響でも受けた?
真壁瑞希
この映像をご覧になれば、私の言ってる事が分かるはずです…ぽちっとな。
三浦あずさ
「ありがとうございました。またお越しください〜。」
高坂海美
あれ、ここ『Cafe・デ・ストルドゥ』じゃん。今映ったのあずささんだね。
真壁瑞希
その通り。我が南無子商店街の永遠のライバル、千秋商店街の大人気喫茶店ですね。
高坂海美
あそこお料理美味しいもんね、マスターもかっこいいし。
高坂海美
で、それがどうかしたの?
真壁瑞希
…ここからです。
三浦あずさ
「ふう。あなた?そろそろ看板下げるわね。はい、今日も一日お疲れさまでした。」
三浦あずさ
「…え?やあねえ、夫婦なんだから当然じゃない…俺は世界一幸せ者?も、もう。やめてったら!」
高坂海美
…ぐわぁぁーっ!むず痒い、甘ったるい!何よコレ、単なるノロケじゃない。
高坂海美
おえっぷ。うう、砂糖吐きそう。あのクールなマスターがこんな台詞言うだなんて…
高坂海美
って、これの何が問題なワケ?むしろ、こんなの盗撮してる瑞希ちゃんの方がまずいんじゃ。
真壁瑞希
お分かりになりませんか?クールで有名なマスターが、あそこまでデレデレになる…
真壁瑞希
それはつまり、あの女が魔女で、魔法を使ってマスターを魅了したからなのです。ばばーん。
高坂海美
…帰っていい?
真壁瑞希
ふむ、これだけでは説得力に欠けますか。ならば仕方ありません、こちらもご覧下さい。
三浦あずさ
「言われた通り着てみたけど。その…本当にこんなカッコで?」
三浦あずさ
「よく似合ってる?そ、そうかしら。すっごく恥ずかしいんだけど…」
高坂海美
ストップ、ストップ!何とんでもない物撮ってんの、てかこれマジで犯罪じゃないの!?
真壁瑞希
さすがにこれ以上は撮影しておりません、ご心配なく。
真壁瑞希
今の格好をご覧になればお分かりでしょう。明らかに魔女です、間違いありません。
高坂海美
どう見てもコスプレして家族計画の打ち合わせをしてるようにしか思えないけどね。
真壁瑞希
とにかく。あの魔女がいつ、私達の商店街に魔の手を伸ばすか分かりません。
真壁瑞希
その為に海美さんに、私の開発したパワードスーツを着てもらったというわけです。おーけー?
高坂海美
つまり、私に魔女と戦えってのね。どう考えてもそんなのいなさそうだけど…
高坂海美
まいっか!瑞希ちゃんの発明品には毎回楽しませてもらってるし。少しぐらいなら協力するよ?
真壁瑞希
ありがとうございます海美さん。大好き、だぞ?
高坂海美
(とまあこんな具合で私は、ご近所と地球の平和を守るヒロインになったってワケ。)
高坂海美
(もっとも、本当に戦う相手なんているのかな?とにかく…)
高坂海美
(なんか面白そうだし。いっちょ、張り切ってやってみますか!)
真壁瑞希
(海美さんのちょっぴり〇ッチな大活躍。乞うご期待、だぞ?)
高坂海美
(変なナレーション入れるなー!)
(台詞数: 45)