永吉昴
メテノ『……ホクゥーレレ!!!(キラーン!)』
永吉昴
おぉ!メテノの中身は「黒」だったのか!カッコいいじゃんメテノ!
永吉昴
しかも、黒い体にカラフルな三角の模様がたくさん……メテノってこんなに綺麗だったんだな!
高木社長
博士/……
三浦あずさ
……
永吉昴
(ザワザワ…)え?なに?なんか周りの人達がザワザワしてる。博士もアズサさんも黙って……
永吉昴
ロトム『ケテー!スバル!このメテノは色違いだったロト!メテノのコアの色は本来は赤、青、緑』
永吉昴
ロトム『オレンジ、紫、黄色、水色の7色だロ!黒は4000匹に1匹!激レアだロト!』
永吉昴
色違い!?4000匹に1匹って……スゲー!そもそもオレ、色違いのポケモンって初めて見た!
高木社長
博士/……はっはっは!こいつはスゴいね!ただでさえたくさん色のあるメテノの色違いとはね!
高木社長
博士/しかもねスバル女史、黒いメテノはアローラでは特別な意味を持つんだよ。
永吉昴
え?特別な意味?
高木社長
博士/アローラに古くから伝わる伝承でね……黒のメテノが現れたら、何かが劇的に変わる!
高木社長
博士/あまりの貴重さに変化の兆候と言われてるんだ。スバル女史、きっと君の旅はこれから
高木社長
博士/もっと面白く、すばらしく変わっていくだろう!そう思うよねタマキ女史、セリカ。
三浦あずさ
タマキ/うん!タマキもそう思う!でも色違い良いなー!カッコいいなー!
永吉昴
セリカ/は、はい!(あのメテノさん、どことなくほしぐもちゃんに似てる気がします…)
永吉昴
そっか……変化の兆候か。よしっ、その変化の為にもこのバトル勝とうぜ!メテノ!
永吉昴
メテノ『ホクゥーレレ!!!レレレレレレララララ!!!!(ヒュンヒュン)』
永吉昴
お、おぉ……なんかテンション高いなメテノ。殻を破った本当のお前は、こんな感じだったんだな。
三浦あずさ
あらあら~、まさか色違いのメテノが見られるなんてね……
三浦あずさ
(……皆の手前、博士は変化の兆候なんて上手い事言ってたけど、黒のメテノの本当の伝承は……)
三浦あずさ
(動乱の黒。何か大きな災いが起こる凶兆。まぁ大昔の話だし、若い子は知らないみたいだけど)
三浦あずさ
(でもそんな黒いメテノが、普段生息しないメレメレ島に、試練の最中に降ってきた……って)
三浦あずさ
(偶然のわけ無いわよね。だとしたら、誰の仕業かなんて想像はつくけど。でも……)
三浦あずさ
(らしくないわね。新人トレーナーにこんなに入れ込むなんて。自分から石を渡したりして……)
三浦あずさ
(スバルちゃんに「アレ」は何かを見たの……?彼女がアローラで何か起こすとでも……?)
三浦あずさ
マクノシタ『……ポテ?』
三浦あずさ
……そうね、ごめんなさいマクノシタ。今は大試練の最中、バトル以外の考えは捨てましょう。
三浦あずさ
スバルちゃん、嬉しい気持ちはわかるけど、バトルの続きをしましょう。
三浦あずさ
でも、メテノのフォルムチェンジはバトルスタイルがガラッと変わるのよ。扱いきれる?
永吉昴
やってやりますよ!いけっ、メテノ!マクノシタに向かってとっしん!
永吉昴
メテノ『ホクゥーレレ!!!(ギュンッ!!!)』
三浦あずさ
マクノシタ『(ドンッッ!!!)ポテッ!?』
三浦あずさ
マクノシタ!反応できなかった……?確かにスピードは速かったけど、それでも……
高木社長
博士/緩急……かな?さっきのメテノの低速から、この高速。見てる方より早く感じたんだろうね。
永吉昴
おおーっ!速ぇ~っ!160kmくらい出てたんじゃないか?まさに豪速球だぜ!
永吉昴
ロトム『パワーも桁違いロト!ただ防御がダウンしてるロト!気をつけるロト!』
三浦あずさ
そう……ショートレンジで1発でも当てれば勝ちよ!マクノシタ、はっけい!(ポテッ!)
永吉昴
かわせメテノ!(レレレレッ!!!)
永吉昴
よしっ!かわした!マクノシタに隙ができたぞ……ここだ!スピードスター!(キランキラン!)
三浦あずさ
(ゴンッ!)マクノシタ!マズイわ、はっけい後のこの体勢じゃ……
永吉昴
トドメだ!そこからゼンリョクでとっしん!
永吉昴
メテノ『ホクゥーレレッッッ!!!(ドガガガガガ!!!)』
三浦あずさ
(ドゴォォン!)マクノシタ!……ごめんなさいね、これは大技で勝ちを急いだ私のミスよ。
高木社長
博士/マクノシタ戦闘不能!このバトル、メテノの勝ち!
永吉昴
いやった~!メテノ!ナイスプレー……いや、ナイスボール!(レレレラララ!!)
三浦あずさ
……黒いメテノに動揺したのは認めるわ。しまクイーンとして、今のバトルは戒めにしないとね。
三浦あずさ
だけど、次はこうはいかないわ。行きなさい、マケンカニ!(マケンマケン!)
永吉昴
……来たな、マケンカニ!こっからだ!こいつも打ち取るぜメテノ!(ホクゥーレレ!)
(台詞数: 50)