佐竹美奈子
いらっしゃいませ…ってあれ?
音無小鳥
こんばんは美奈子ちゃん。こんな時間までお店出てて大丈夫なの、明日ロケあるんじゃ?
佐竹美奈子
平気ですよ、お仕事はその1本だけですし。
音無小鳥
ごめんなさいね、年末なのにお仕事少なくて。来年はもっと忙しくなれるよう頑張るわ。
佐竹美奈子
期待してま~す。ところで、お1人なんですか?
音無小鳥
ええ、プロデューサーさんは打ち合わせ先で外泊。それでたまには外で食べようかなってね。
佐竹美奈子
プロデューサーさんも大変ですね。それで、何にします?
音無小鳥
そうね、えっと…
佐竹美奈子
お待たせしました、どうぞごゆっくり。
音無小鳥
ありがとう、いただきま~す…うん、久々だけどやっぱりここのご飯は美味しいわね。
佐竹美奈子
良かったです。しっかりカロリーと栄養、補給してって下さいね。
音無小鳥
栄養、ねえ。ちゃんと食べてるかしら。またお菓子だけで済ませたりとかしてないといいけど…
佐竹美奈子
ふふ。やっぱり気になっちゃいます?
音無小鳥
あ。声に出ちゃってた?
佐竹美奈子
はい、バッチリ。ふふ、小鳥さんも世話焼きさんな所あるんですね。
音無小鳥
違うってば。ほら、目が離せない人でしょ?ほっといたら自分の事はお構い無しで。
佐竹美奈子
はいはい。それでお世話してると。いいですよね~そういうの、憧れちゃいます。
音無小鳥
そういいものじゃ無いわよ。時たま何でこんな事してるのかって嫌になったりもするわ。
音無小鳥
だからたまにはこうやって1人でのんびりしてないとやってられないわよ。う~ん、美味しい。
佐竹美奈子
もう、素直じゃないなあ。知りませんよ、そんな事言って嫌われても?
音無小鳥
大丈夫大丈夫。そういう事言って怒るような人じゃないから。あ、これも頼もうかな?
佐竹美奈子
もう…あれ?
三浦あずさ
こんばんは。あら美奈子ちゃん、お店出てたのね。
音無小鳥
あずささん、お疲れ様です。そちらも夕飯ですか?
三浦あずさ
ええ、遅くなると作るのが億劫な物ですからつい。
佐竹美奈子
どうぞ、メニューです…あ、そうだ。あずささんも好きな人の事はお世話したいですよね?
三浦あずさ
え?
三浦あずさ
…なるほどね~。でもほら、そういうのは人それぞれだから。
佐竹美奈子
そうですか?せっかくお付き合いしてるならもっと大切にしてあげた方がいいと思いますけど。
音無小鳥
別にぞんざいに扱ってるわけじゃないわよ、ただ毎日一緒だとそうも言ってられない事もあるの。
三浦あずさ
そういう物なんじゃない?私達には分からない事もあるのよ。
佐竹美奈子
はあ。そうなのかなあ。うーん…
音無小鳥
はあ。美奈子ちゃんとこういう話しちゃ駄目ですね、お世話大好き人間ですから。
三浦あずさ
うふふ、可愛いじゃないですか。
音無小鳥
そうですけどね。あーあ、こういう時はどうしても分が弱いなあ、お世話してるのはこっちなのに。
三浦あずさ
いいじゃないですか。いくら美奈子ちゃんがお世話したいって思っても、もう出来ないんですもの。
音無小鳥
たはは。まあ、善処します…
三浦あずさ
うふふ。頑張って下さい?
音無小鳥
どうもご馳走様美奈子ちゃん、また来るわね。
佐竹美奈子
ありがとうございました二人共…あ、小鳥さんこれどうぞ。
音無小鳥
あら、お土産?
佐竹美奈子
はい。プロデューサーさんが戻ったら食べさせてあげて下さい。日持ちしますから大丈夫です!
音無小鳥
ありがとう。じゃ、渡しておくわね。
佐竹美奈子
はい。じゃ、お気を付けて。
音無小鳥
……頑張りますね。
三浦あずさ
無理の無い程度でいいですから。良くやってると思いますよ?
佐竹美奈子
ありがとうございました~。二人共、良いお年を!
(台詞数: 47)