三浦あずさ
行ってらっしゃいあなた、気を付けてね。うん、私も早く帰れるように頑張るわ。
三浦あずさ
あ、忘れ物よ。ううん、ハンカチじゃなくて、ほら。
三浦あずさ
行ってきますの…
百瀬莉緒
…
三浦あずさ
あ。お、おはようございます。これからお仕事ですか?
百瀬莉緒
私のマンションの隣の馬鹿夫婦なんだけど、これが毎日なのよ。ほんと苛つくわ。
二階堂千鶴
それは確かにうざったいですわね。遠回しにでも注意なさったら?外でそういうのは迷惑ですわ。
百瀬莉緒
独身女の僻みにでも取られたら嫌じゃない、それぐらいの事は考えかねない連中だし。
百瀬莉緒
それにどうもあの奥さん、アヤシイのよね。
二階堂千鶴
怪しい?
百瀬莉緒
毎日どっか出かけてるみたいなのよ。でも仕事はしてないそうなの。
百瀬莉緒
しかも、旦那様より遅く帰宅する事もしょっちゅう。いったい何やってんのかしら。
二階堂千鶴
そういうのは人それぞれ事情があるのではなくて?詮索しても仕方ないですわ。
百瀬莉緒
うーむ、気になる。もしや浮気?信じられないわ、あれだけ毎日人に見せつけておいて。
二階堂千鶴
って聞いてませんし。そんなに気になるんなら将軍の能力で聞き出せばいいじゃありませんの。
百瀬莉緒
私の能力は結婚してる人間には効かないのよ。
二階堂千鶴
えらくピンポイントで不便ですわね!?
二階堂千鶴
おっと、時間ですわ。無駄話はここまで、張り切って参りましょう?
百瀬莉緒
了解。ふふ、千鶴ちゃん久々の実戦でしょ、無理して怪我しないでね?
二階堂千鶴
来た!ターゲットの現金輸送車ですわ、あれをいただいて次の作戦用に…
三浦あずさ
あらあら。今日は珍しい顔触れね、お久しぶり。
百瀬莉緒
出たわね、マイティーおばさん!
三浦あずさ
お、おば…!?
二階堂千鶴
ちょっと莉緒将軍。いくら何でも失礼過ぎますわよ。
百瀬莉緒
セーラー服着てるからマイティーセーラー、なんでしょう?この人着てないじゃない。
百瀬莉緒
見た感じどうも私より年上っぽいしね。やっぱ、その歳でセーラー服はキツイ?
三浦あずさ
…
二階堂千鶴
ああもう、重ね重ね!申し訳ございませんわ、将軍が大変失礼な事を…
三浦あずさ
…かかってらっしゃい。
百瀬莉緒
お、何気にしてた?あはは、ごめんごめん。ほら、いい歳して変なカッコってんなら私もだからさ…
三浦あずさ
どうしたの、来ないならこっちから行くわよ?
百瀬莉緒
…ふん、面白い。いいわ、戦いの年季ならこっちが上なんだからね?
百瀬莉緒
うう。強い、強すぎる…
二階堂千鶴
瞬殺でしたわね、鬼神の如き強さでしたわ。
三浦あずさ
立ちなさい?勝負はまだ付いてないわよ。
百瀬莉緒
くっ。おのれ、こうなったら…
百瀬莉緒
百瀬莉緒が命じる。ザ・ファーストよ、私に従いなさい!
三浦あずさ
!?
二階堂千鶴
(出ましたわ、莉緒将軍の切り札!すぐ近くでないと使えませんけどあの距離なら大丈夫…)
三浦あずさ
…あの、それ何かの冗談?
百瀬莉緒
効いてない!?嘘、こいつまさか…
三浦あずさ
うふふ。さあ、お仕置きの時間よ、覚悟はいい?
二階堂千鶴
や、やばい。目がマジですわ。ええい、かくなる上は…
二階堂千鶴
喰らえっ、必殺デスシザースブーメラン!
三浦あずさ
きゃっ、危ない…ってあらあら。うふふ、なかなかやるわねあの子。
二階堂千鶴
ふぃー。避けてる隙に何とか回収出来ましたわ。莉緒将軍、大丈夫ですの?
百瀬莉緒
負けた、こてんぱんに。勝負だけじゃなく女としても負けた…
二階堂千鶴
はあ。こりゃ、しばらく使いものになりませんわね…
三浦あずさ
あ、おかえりなさいあなた…ええ、今日は早く終わったわ。
三浦あずさ
え、この恰好?…整理してたら出て来て。昔を思い出して着てみたの。どう、まだ大丈夫よね?
(台詞数: 50)