三浦あずさ
(彼は今、私の膝のうえで眠っている…)
三浦あずさ
(今日は私の誕生日。そのライブや事務所でのパーティー)
三浦あずさ
(それら全てを終えてみんな帰ったとき、ふと忘れ物に気付き事務所に戻ると、)
三浦あずさ
(彼がソファーで寝ていた)
三浦あずさ
(後で聞いた話によると、今日のために三日くらい徹夜したらしい)
三浦あずさ
(全く、無理しないでとあれほど言ったのに)
三浦あずさ
(まぁそれも私たちアイドルのためだからと言って聞かないんでしょうけど)
三浦あずさ
「プロデューサーさん…今日は本当にありがとうございました」
三浦あずさ
(私は小声でそう呟いた…)
三浦あずさ
(しかし、なんで私はこんなことをしているのだろう?)
三浦あずさ
(そんなことを考えていながら、彼の寝顔を見ていた)
三浦あずさ
(そして気づいてしまった)
三浦あずさ
(あぁ…運命の人はここにいたんだと…)
三浦あずさ
(いつのまにか私は彼のことを好きになってしまっていたようだ…)
三浦あずさ
「プロデューサーさん…」
三浦あずさ
(私は精一杯の勇気をもって彼に顔を近づける)
三浦あずさ
(チュ!)
三浦あずさ
(彼の頬に口づけ)
三浦あずさ
(今はまだ、これが精一杯…)
三浦あずさ
(けどいつか…)
三浦あずさ
「待っていてくださいね、プロデューサーさん」
(台詞数: 21)