双海亜美
ハトーボーがどこで何をやってるのか、判断する方法をお姉ちゃんが思いついたって言ったけど…。
双海亜美
具体的にどうするつもりなの?伝書バト屋のお姉さん、一度帰っちゃったし。
北上麗花
帰った、っていうよりは必要な子を取りに行ってもらったんだよ?
双海亜美
必要な…子?
我那覇響
待たせちゃったかしら?
双海亜美
噂をすればお姉さん!いったい何を取りに戻ってたの?
我那覇響
ええ、探偵さんに依頼されてね。この子を迎えに行ってたの。
我那覇響
ええ、探偵さんに依頼されてね。この子を迎えに行ってたの。【クルッポー】
双海亜美
…マメパト?
我那覇響
そう。うちで育ててるマメパトよ。ハトーボーになるまで育てるの。
北上麗花
私たちは誰も空を飛べるポケモン、持ってないでしょ?
北上麗花
だったら餅は餅屋、ハトはハト屋ってことで空を飛べる子を借りることにしたんだよ。
我那覇響
…ほんとはハトーボーを用意したかったんだけど。みんな仕事に行っちゃってるの。ごめんね。
双海亜美
…?亜美たちが借りる側なんだから、謝る必要ないんじゃ…?
我那覇響
そうじゃなくて…まあいいわ。
我那覇響
それで、この子が問題のハトーボーよ。【ポッポー】
我那覇響
今回はマメパトがついて行くから、かなり近場が荷物の届け先になってるわ。
北上麗花
それじゃあ早速、ハトーボーを放してください。
我那覇響
分かったわ。ハトーボー、お願いね!【ポポッポー!】
双海亜美
んじゃーマメパト、あのハトーボーの後をついて行って、どこで道草食べてるか突き止めて!!
北上麗花
【クルッポー】亜美ちゃんの命令も聞くんですね。
我那覇響
マメパトは人懐っこいポケモンだもの。それじゃあ、私の家で待機していましょう?
我那覇響
――――――――――。
双海亜美
【ポッポー!】あ!マメパトが帰って来たっぽいよ!
我那覇響
お帰りなさい、マメパト。ハトーボーは…まだ帰ってきてないみたいね。
双海亜美
それじゃあマメパト、ハトーボーがどこに行ったか亜美たちを案内して!
双海亜美
……。
双海亜美
【クルッポー!】
双海亜美
…もしもし、マメパト?
我那覇響
マメパトって、人懐っこくてトレーナーの言うことをよく聞くポケモンなの。
我那覇響
ただ、命令されたことは忘れちゃうし難しい指示は理解できないこともあるのよ。
双海亜美
だ、ダメダメだー!!これがいわゆる鳥頭ってやつ!?
我那覇響
だからマメパトじゃなくてハトーボーの伝書バトなのよ。
双海亜美
な、なるほど…。お姉ちゃん、これってハッポウサイヅマリってやつだよね?
我那覇響
八方ふさがり、かしら?
双海亜美
そうとも言う!
双海亜美
そうとも言う…じゃなくて!!
北上麗花
うーん…これはあんまり使いたくなかったんだけど、仕方ないかな…。
我那覇響
あら、まだ何か秘策があるの?
北上麗花
本当は、こういうのに頼りたくなかったんだけど…。
北上麗花
本当は、こういうのに頼りたくなかったんだけど…発信器～♪【某SE】
双海亜美
そんな物あったなら最初から使ってよ!てかそんな物どこで手に入れたのさ!!
北上麗花
それは企業秘密で禁則事項だよ?
双海亜美
な、納得いかない…!!
我那覇響
それじゃあ今日はお開き、ということでいいかしら。またあの子が配達に行くときに声をかけるわ。
(台詞数: 45)