双海亜美
……茜ちん、本当に大丈夫かな?
北上麗花
茜ちゃんなら大丈夫だよ。私は信じてるから。
双海亜美
…うん。
北上麗花
依頼にあった、問題のポケモンにさえ出会ってなければ…だけど。
双海亜美
うあうあうあ～っ!!亜美、やっぱり探しに行くよ!!
北上麗花
変な事言っちゃったのはごめんね。でも、むやみに歩いたって出会えるかは…。
双海亜美
【ギュビャアアアアアアアアアア!!】っ!?
双海亜美
【ギュビャアアアアアアアアアア!!】っ!?なんの光!?
北上麗花
あれは…もしかして。
双海亜美
ねえ、本当にヤバいポケモンがいるんじゃないの!?茜ちん本当に大丈夫!?
北上麗花
…大丈夫だよ、亜美ちゃん。絶対に。あの光の発生地点に茜ちゃんがいるから。
北上麗花
うん。証拠はないし、理由は言えないけど…私を信じて。
双海亜美
…お姉ちゃんが言うならそうなんだよね!それじゃ、あそこまで行ってみよっか!
双海亜美
――――――――――。
野々原茜
とりあえず一安心っと。下手に動かない方が良いだろうし…。
野々原茜
おいで、キテルグマ。【ポンッ】
野々原茜
キテルグマ「よろしくだくまー」
野々原茜
…冷静になって、改めて聞くけどさ。それ着ぐるみで中身人間とかじゃないよね?
野々原茜
キテルグマ「中の人なんていない!!」
野々原茜
あ、はい。
野々原茜
それにしてもキテルグマや。たぶんだけど、あなたこの森に昔から住んでるわけじゃないよね?
野々原茜
キテルグマ「もりのなかにむかしからすんでる?」
野々原茜
それは、となりのキテルグマかな?そうじゃなくて…。
野々原茜
…何かしらのトレーナーとか組織とかが、理由あってこの森に放した、とか?
野々原茜
キテルグマ「ぬいぐるみじゃないくまー」
野々原茜
会話になってねぇ!そもそも鳴き声だもんね!流量すぎて忘れてたよ!ドジっ子な茜ちゃん可愛い!
野々原茜
キテルグマ「ぐまー!」【ノソリ…】
野々原茜
キテルグマさんや?なんで腕を広げて近づいてくるの?
双海亜美
確かこのあたりで謎の光が見えたはずなんだけど…茜ちーん!
野々原茜
【グ…ググ…】ストップキテルグマちゃん!それ以上はいけない!!
双海亜美
茜ちんがよく分からんポケモンに襲われてるー!?【ガビーンッ!!】
北上麗花
あれはキテルグマだね。気をへし折るほどの膂力で愛情表現のハグをしようとしてるんだね。
野々原茜
キテルグマ「じーぐぶりーかー!!」
野々原茜
手加減!手加減しないと茜ちゃんの上半身と下半身が離婚しちゃうから!!修復不可だから!!
野々原茜
麗花ちゃん、亜美ちゃん!あ、茜ちゃんこのままじゃ死んじゃうから助けて!!
北上麗花
私も混ぜてー!ぎゅっ!!【ギュッ】
野々原茜
あ、死んだわ茜ちゃん。グッバイ、茜ちゃんの可愛さあふれる下半身。
野々原茜
――――――――――。
野々原茜
思った以上にソフトなハグでした。もふもふでとっても気持ちよかった。
双海亜美
わーいっ!キテルグマおっきー!!やわらかーい!!【モフモフ】
野々原茜
キテルグマ「おーるふぃくしょんー」
野々原茜
キテルグマも受け入れられてるみたいでよかったよかった。
北上麗花
ねえ、茜ちゃん。
野々原茜
どしたの、麗花ちゃん。茜ちゃんは見ての通り元気だよ?
北上麗花
…さっきの光、あれはかいこうせんでしょ?ポリゴンZを出したんだね。
野々原茜
麗花ちゃんにはお見通しみたいだね。うん、あの子を出さないと助からなかったから。
野々原茜
周りに何もいなかったのは救いだよね。いたら巻き込まれてたかもしれないもん。
北上麗花
…………。
野々原茜
極力使いたくはなかったんだけどね。まあ、亜美ちゃんが見てないし、結果オーライだよ。
野々原茜
さ、帰ろう?茜ちゃんはポケモンが増えて、依頼もこなせて万々歳なんだからね♪
(台詞数: 50)