野々原茜
ふんふんふふ~ん♪茜ちゃん~っ♪
野々原茜
【ガチャッ】やあやあ二人とも、立ち上げた探偵事務所の調子はどうかね?
北上麗花
チーン。
双海亜美
あ…茜ちん…やっほー…。
野々原茜
死屍累々!?二人ともどうしちゃったのさ!!
双海亜美
トキワシティ、やっぱり平和で依頼が何にもないの…。だからお仕事がなくて、お金が…。
北上麗花
飲み水だけは何とか私のポケモンから確保してるんだけどね…、食べ物が…。
野々原茜
予想以上に無計画だな二人とも!今から茜ちゃんのポケモンに何か探してきてもらうから!!
野々原茜
【ポンッ】イーブイちゃん、全力で木の実探してきて!!
野々原茜
――――――――――。
北上麗花
――ふうっ。おなかいっぱい♪ありがと、茜ちゃん。
双海亜美
ここに茜ちん用の神棚を作って、毎日崇めないとね。
野々原茜
まったく…。どうしてこうなる前に食べ物探そうとか思わなかったのさ。
北上麗花
だって、もしかしたら席を外してるときに依頼があるかもしれないでしょ?
双海亜美
お姉ちゃんに同じ!
野々原茜
そんな頻繁に来るわけないでしょ!?それと、どっちか一人が買い出しとかにすればいいよね?
北上麗花
……!?
野々原茜
…なに、その驚きを通り越したような顔は。
双海亜美
そこに気づくとは、茜ちんはやはり天才か…!?
野々原茜
まーね!茜ちゃんは可愛いうえに天才で何でもできるからね!
野々原茜
…これくらい天才じゃなくても気づくよね!?二人のポケモンたちは何も言わなかったの?
北上麗花
……。【フイッ】
野々原茜
麗花ちゃん!!
野々原茜
はぁ…。この二人は不安しか感じないんだけど、本当に大丈夫なの?
双海亜美
もちろん、お仕事さえあれば完璧にこなして見せるって!
野々原茜
…一応、依頼を持ってきたんだけど、どうする?
北上麗花
依頼!?ありがと、茜ちゃんっ♪どんな依頼?
野々原茜
はい、ニビシティに住んでる人からの依頼なんだけどね。【スッ】
双海亜美
えっと、なになに?
双海亜美
『町中のいたるところにハート形の痕が浮かび上がってます。不気味なので原因が知りたいです』
野々原茜
…こんな依頼だけど、解決できそう?
双海亜美
モチのロン!亜美とお姉ちゃんが手を組めば、解決しない問題はないんだよ!ね、お姉ちゃん?
北上麗花
うん♪北上ポケモン探偵事務所、初めてのお仕事頑張ろうね!えいえい…。
双海亜美
おーっ!
(台詞数: 34)