豊川風花
事務所の屋上から見る梅雨間の青空…
豊川風花
初夏の風がとても心地良くて、髪を撫でる…
豊川風花
横にはバタバタとたな引く、たるき亭のテーブルクロス…
豊川風花
この感じが、昔勤めてた病院の屋上を思い出す…
双海亜美
『…なぁ、アンタが旦那さんを殺ったんだろ…?』
豊川風花
あの時も…物思いにふける時は白いシーツたな引く病院の屋上で空を見上げて…
豊川風花
風と雲に悩みを運んでもらってたっけ…
双海真美
『…仕方なかった…仕方なかったんですよ刑事さん!』
豊川風花
あの時見上げた空より低いのは…
豊川風花
あの時見上げた空より低いのは…きっと、都会の喧騒の中にある低いビルの屋上だからかな?
双海亜美
『…確かにアンタに同情はするさ。だが、殺しはしちゃお終いよ…!』
豊川風花
頬撫でる風を、眼を閉じて胸いっぱいに吸い込んで…
双海真美
『…わかってはいます…だけど!あのドロボウ猫がぁ!!』
豊川風花
大きく吐き出した後に見上げる空は、もっと青くて高くて…!
双海亜美
『そろそろ行こうか…なぁ、奥さん?』
双海真美
『…最後に…最後に…!?…子供に会わせて下さい…!』
豊川風花
自然と笑みが溢れてくる…!
双海亜美
よぉーし、次はブラック病院ごっこだー!!
双海真美
なら、真美普段チー鱈だけどスゴ腕の派遣外科医の役〜!
豊川風花
はためく音は、エールのように聞こえ始めて…
双海亜美
『この病院が金にまみれた連中ばかりなのは知ってんだろ?なんであんな無茶なオペを…』
双海真美
『…フッ…!そこに助けたい命があるからさ…!オレの腕はそのためにある!』
豊川風花
って、お願いだから感傷に浸らせてぇ〜!!
(台詞数: 23)