高山紗代子
「五丈原」
高山紗代子
ゴホッ…ゴホッ…。
高山紗代子
先帝、そして関羽殿、張飛殿…。どうやら、この諸葛亮の命が尽きる時が来たようです…。
高山紗代子
司馬仲達との決戦前に、病に倒れることになるとは…。
高山紗代子
む、無念…!(ガクッ)
高山紗代子
「巨星堕つ!諸葛亮は、志半ばにて、その人生を終えた」
篠宮可憐
「その頃、魏軍の陣地では」
篠宮可憐
クンクン…。こ、この匂いは…!
篠宮可憐
…ど、どうやら、孔明さんは息を引き取ったようですね。
篠宮可憐
今が好機です…。ぜ、全軍、出撃…。
篠宮可憐
てへっ…。これで、主上からたっぷり褒めてもらえます♪
高山紗代子
「再び、蜀軍の陣地」
高山紗代子
…。
高山紗代子
(…魂魄がまだ体から離れてないから、周囲の状況はなんとなくわかるけど…。)
高山紗代子
(敵の気配が近寄ってくる…。遺言で策を伝えておいたのに、どうしたのかな?)
高山紗代子
(私の姿を模した木像を見た魏軍が『孔明は生きていたのか!?』って引き返すはずなのに…。)
高山紗代子
(…ちょっと霊体を飛ばして見てみよう。)
高山紗代子
(えっと、私の木像は…。)
篠宮可憐
タイ焼きの匂いがしない…。あの孔明さんは、偽物です!い、一気呵成に攻め立ててください…。
高山紗代子
(…ウソっ!?)
高山紗代子
(仲達の嗅覚への対策として、木像の前にタイ焼きを供えるように言ったはず!)
高山紗代子
(…!)
高山紗代子
(お皿に残った食べカス…つまみ食い?こんな事をやらかすのは、一人しかいないわね…。)
高山紗代子
(…お・の・れ、魏延!)
高山紗代子
(ゆ る さ な い)
篠宮可憐
…こ、ここが蜀軍の本陣ですか。意外とあっさり辿りつけましたけど…。
篠宮可憐
ひっ!か、棺桶…!?
篠宮可憐
び、びっくりした…。きっと孔明さんのものですよね…。
篠宮可憐
混乱しているとはいえ、置き去りにされて可哀想…。せめて、埋葬くらいはしてあげないと…。
高山紗代子
(バーン!!)
高山紗代子
ぎ~え~~ん!!
篠宮可憐
きゃああああああああああああああああああ!?
高山紗代子
ん~?ちゅ~う~た~つ?
高山紗代子
ぎ~え~ん~は~ど~こ~?
篠宮可憐
ひぃぃぃっ!!し、知りません!知りません!
篠宮可憐
ぜ、ぜ、全軍、撤退~!
篠宮可憐
こ、これは、孔明の罠です~!
双海真美
「おまけ」
双海真美
待っていたよ、ショクグンのショクン!
双海真美
ここを通りたかったら、この魏延を倒していくがよい!
双海真美
…え?それを三回言えば真美の勝ちなの?そんなヌルゲーでいいの?
双海真美
んっふっふ~、それじゃ、言っちゃうからね?
双海真美
…この中に、ワシをやっつけることができる者が、いるか~?
高山紗代子
ここにいるぞ!
双海真美
ギャーーーーーーー!?
(台詞数: 45)