そういう設定ですから
BGM
嘆きのFRACTION
脚本家
ドンキー
投稿日時
2014-04-14 20:32:58

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天海春香
__ここがナ王の城ね.....。
天海春香
ついに、ついにここまで来たわ!
天海春香
思えば長い道のりだったわね...。
天海春香
ある時はお墓という名のダンジョンに潜らされたわ。
天海春香
なんでお墓にモンスターがいるのよ......。しかも町中にあるのに......。
天海春香
またある時はご先祖様の大切なものを探すため、毒の沼に入ったわ。
天海春香
大切なものならちゃんと保管しときなさいよ!
天海春香
でも、そんな苦労もここで報われるのね...!
天海春香
さぁナ王!待ってなさい!この私があなたの野望を止めてみせる!
天海春香
......いくわよ!
天海春香
はっ...!ちょっと待った!お城ってことは、ナ王がいるのは多分最上階よね?
天海春香
さらに言えば、真っ正面から突っ込むより、できることなら奇襲を仕掛けたいわ。
天海春香
裏に回って城の壁を登ればもしかしたら......。
天海春香
考えるよりまず行動よ!ふふふ、ナ王の驚く顔が目に浮かぶわ!
横山奈緒
__そろそろ勇者が来る頃じゃろうなぁ。
七尾百合子
ナ王様!報告があります!
横山奈緒
どうした、魔導師ユリユリよ?
七尾百合子
(ユリユリって...。)外のモンスターたちの情報によりますと...
七尾百合子
勇者ハルカがこの城にたどり着いたそうです!
横山奈緒
ついに来たか!さぁ早く私のとこまで来るがいい!
七尾百合子
それなんですが......。
七尾百合子
別の情報によりますと、勇者は何故か城の裏に回って、城の壁を登っているそうです。
横山奈緒
えっ?なんでなん?
七尾百合子
多分、城の最上階に私たちがいると考えているのかと......。
横山奈緒
あ~、なるほどなぁ。残念やけど、私がいるのは地下やねんな。しかも地下7階。
七尾百合子
そもそも上り階段が、この城にはないですからね。
七尾百合子
どうしますか?
横山奈緒
ほっとけばそのうち嫌でも気づくやろ?

(台詞数: 28)