高坂海美
(ー函館本線車内ー)
我那覇響
うぎゃあああああああ!!!
高坂海美
...?...どうしたの響...寝てたんだけど。
我那覇響
どうしたもこうしたもないぞ!自分たち、電車乗り過ごしちゃったみたいだぞ!
高坂海美
なんですって!?
真壁瑞希
...私たち...どうすればいいんでしょうか。
高坂海美
とりあえず、次が終点みたいだし降りてみましょう。何かあるかもしれないし...。
我那覇響
~滝川駅~
真壁瑞希
着いたのはいいですけど...どうしましょうか?(こんなの前もあった...)
真壁瑞希
??「あれは...海美?響に...瑞希か。こんなところで何を...。」
高坂海美
こういうときは、誰か地元の人捕まえて聞けばいいんじゃないかな?向こうに立ってる人とか。
我那覇響
じゃあ自分、行ってくるぞ!すみませ~ん。
我那覇響
??「うおっ、響か。どうした、こんなところで。」
我那覇響
あれ...もしかして。
我那覇響
おぼろ丸さん!?どうしてここに?
我那覇響
おぼろ丸「ああ。...どうしてと言われても、俺は札幌から少し遠出してきただけだが。」
高坂海美
おぼろ丸さ~ん。
高坂海美
おぼろ丸「うみみ!会いたかったよ。本当に運が良かった!」
真壁瑞希
おぼろ丸さんがいるならだいぶ安心して過ごせそうです。この滝川周辺で何かありませんか?
真壁瑞希
おぼろ丸(以下P)「だいぶ困ってるみたいだね...。うーん、いろいろあるけど...。」
真壁瑞希
~クライミングスペース・clutch~
高坂海美
ボルダリング...できるの!?こんなところで!?やったー!
高坂海美
P(そういえば滝川にはボルダリングできる施設があった。よく思い出したな俺...)
真壁瑞希
ボルダリングって何ですか?
真壁瑞希
P「あれだ。岩のでこぼこを登っていくやつ。ロッククライミングだよ。やってみるか?」
真壁瑞希
折角なので...。お願いします。
真壁瑞希
~~~
我那覇響
なんか案外楽しいぞ!海美、いい趣味を持ってるな!
高坂海美
でしょでしょ~?やっぱやめらんないでしょ。ボルダリング。
真壁瑞希
そうですね。私も案外登ることができ嬉しいです。
高坂海美
次はどこに行きますか、おぼろ丸さん。
高坂海美
P「滝川でしかできない体験か...。伝統工芸とかができるところ...。」
高坂海美
~滝川ふるさと公園~
真壁瑞希
陶芸の体験ができるんですか。美術で陶芸取ってたので腕に自信はありますよ。
我那覇響
みんなどう?この器。少し形崩れちゃったけど...。
我那覇響
P「いいんじゃないかな、ほら、あんな子もいるし...チラッ」
高坂海美
うわああああ!!なんかクネクネしたヘンな形になっちゃったよ~!私ジッとしてるの苦手...。
高坂海美
P「そうだと思った。よし、疲れただろうし、温泉でも入って駅に戻るか。」
真壁瑞希
3人「はーい!!!」
真壁瑞希
~~~
我那覇響
いや~、乗り過ごしたときはどうなるかと思ったけど、楽しかったぞ。おぼろ丸さんのおかげだな!
高坂海美
本当にありがとね!感謝してるよ!
高坂海美
P「あ、ああ......待って。ちょっと静かに。」
真壁瑞希
どうされたのですか、おぼろ丸さん。
真壁瑞希
P「茜ちゃんが...向こうに3、4人くらいいる。まずいな...。みんなは次の予定は?」
我那覇響
特に決まってないけど...。まあ楽しかったし、札幌に戻るかな。
我那覇響
P「そうか...。滝川だとあの茜ちゃんたちに見つかるかもしれないから...。ついてきて。」
我那覇響
~JR新十津川駅~
真壁瑞希
何ですかこの廃駅みたいな駅...。おっと、列車来ましたけど...。
真壁瑞希
P「一日一本しか列車がないが、滝川から走れる距離の駅だ。よし、一緒に札幌に向かうぞ。」
(台詞数: 50)