佐竹美奈子
『ビーチバレー大会に付き添いで来た獅子ノ革P。このみさんと今から現地のスタッフに御挨拶』
佐竹美奈子
獅子P「暑いですね・・・」
馬場このみ
・・・暑いわね。早いとこ挨拶済ませて日陰に生きましょ。干からびちゃうわ
佐竹美奈子
獅子P「賛成です。あ、丁度いらっしゃいましたよ」
我那覇響
スタッフ「はじめまして。本日はよろしくお願いします」
佐竹美奈子
獅子P「765シアターの獅子ノ革です。こちらこそよろしくお願い致します」
馬場このみ
馬場このみです。出演者の代表として御挨拶に同行させていただきました
我那覇響
スタッフ「ご丁寧にどうも。本日の現場の総括を担当します。〇〇市観光課の」
我那覇響
設楽「設楽 多恵(したら たえ)です」
佐竹美奈子
獅子P「よろしくお願い致します」
我那覇響
設楽「・・・・・・」
佐竹美奈子
獅子P「あの、何か?」
我那覇響
設楽「もしかして、あっちゃん?」
佐竹美奈子
獅子P「は?」
我那覇響
設楽「やっぱりあっちゃんじゃん!私よ私!楽田 多恵!」
佐竹美奈子
獅子P「えええ?!多恵ちゃん?!」
我那覇響
設楽「ぶち久しぶりじゃね!高校卒業以来?!」
佐竹美奈子
獅子P「うわー、日焼けしとったけえ全然気づかんかった。久しぶりー。元気しとったん?」
馬場このみ
あら、獅子ノ革くんお知り合いなの?
佐竹美奈子
獅子P「ええ、その。高校の時の同級生です」
我那覇響
設楽「元カノでーす」
馬場このみ
えええ?!
佐竹美奈子
獅子P「余計なこと言うなや!!」
我那覇響
設楽「なんでよ、隠すことでもないやん。昔の話じゃし」
佐竹美奈子
獅子P「わざわざ言うことでもなかろーが!仕事の話しよーや、仕事の!」
馬場このみ
ふーん、あっちゃんも意外と隅におけないのね(ニヤニヤ)
佐竹美奈子
獅子P「馬場さんもからかわないでください!」
我那覇響
設楽「うわ、あっちゃんが標準語とか、気持ち悪!」
佐竹美奈子
獅子P「お前ちょー黙っとれ!」
馬場このみ
あらあら、私がお邪魔だったら先に退散するわよ。あっちゃん?
佐竹美奈子
獅子P「勘弁してくださいよ・・・」
我那覇響
設楽「ちゅーかあれやん。そのネクタイ私が卒業式ん時にあげたやつ?つけてくれとるんじゃ!!」
佐竹美奈子
獅子P「!!」
馬場このみ
・・・・・・
我那覇響
設楽「うわー、ぶち嬉しい。なんか感動してしもうた」
佐竹美奈子
獅子P「なぁ、もうやめよーや。俺も仕事あるし」
馬場このみ
いいわよ。打ち合わせと流れの確認なら私が他のスタッフさんたちとやっとくから
馬場このみ
せっかくの再会なんだし、開始時間までゆっくり旧交を温めたらいいじゃない
佐竹美奈子
獅子P「ば、馬場さん」
馬場このみ
じゃあそういうことで、私はお邪魔みたいだし退散するわね。ごゆっくりー
馬場このみ
あー、アツいアツい。夏の暑さとは別にアツいわー(すたこらサッサ)
佐竹美奈子
獅子P「馬場さん!」
我那覇響
設楽「・・・ごめん。もしかしてあの人今の彼女さん?」
佐竹美奈子
獅子P「気にせんでええよ。そんなんじゃないけえ」
佐竹美奈子
獅子P「・・・・・・そんなんじゃ、ないけえね」
馬場このみ
ふふふ。獅子ノ革くんの恥ずかしい思い出ゲット。儲け儲け
馬場このみ
・・・・・・あんな笑顔の獅子ノ革くん。初めて見たなぁ
馬場このみ
なんか、面白くないの・・・
佐竹美奈子
~つづく?~
(台詞数: 49)