我那覇響
はぁ〜。さすがに疲れたぞ。結局誕生日当日は、お祝いライブで一日潰れたし。
二階堂千鶴
それだけ、響の大事な日を祝いたいというファンの方が多いという表れですわよ。
七尾百合子
そうですね。一日3公演もしたのに、ネットではチケット取れなかったという呟きもあったとか。
七尾百合子
プレゼントボックスも満杯でしたし、凄かったですよ。
我那覇響
え、そうなのか?だったら、もう一公演くらいやった方が良かったのかな?
二階堂千鶴
それは流石に……響でも体力が尽きませんこと?少なくとも、共演するワタクシには無理ですわ。
七尾百合子
私も……それは勘弁してほしいかも。ただでさえ、ダンスパフォーマンスについていけないのに。
我那覇響
ははっ!二人とも、もうちょっと体力つけた方がいいぞ!でもまあ、4公演はやり過ぎかな?
我那覇響
でも、久しぶりにこの3人でステージに立てて嬉しかったさー!なかなか活動できなかったし。
二階堂千鶴
そうですわね。衣装も懐かしく感じていたところでしたわ。
七尾百合子
あの頃より、私だって少しは体が動くようになりましたから!少しは成長できたかも。
我那覇響
あのさ、自分、千鶴と百合子と一緒にいると、なんだか和めるんだ!
我那覇響
千鶴は、背も高くて髪も綺麗で、立ち居振る舞いも優雅だからさ。貴音といるみたいだし……
二階堂千鶴
……
我那覇響
百合子は、女の子らしくて少し引っ込み思案で、雪歩っぽいところがあるからね。
七尾百合子
……
我那覇響
あの二人とラジオ番組をしていたこともあるから、すごく落ち着いて仕事できるんだぞ。
二階堂千鶴
響……悪意は無いのでしょうけど、そんな風に例えられても、素直には喜べなくってよ。
二階堂千鶴
確かにワタクシは、生まれながらに高貴さを湛えている貴音さんには及ばないかもしれませんが……
二階堂千鶴
アイドルとしては、貴音さんに負けるつもりはなくってよ。トップになるため活動するのですわ。
七尾百合子
わ、私だって……雪歩さんは先輩として尊敬していますけど、だからこそ乗り越えたいです。
七尾百合子
アイドルになると決めたんです。私にできることを高めて、自分の理想も越えていきたいんです。
我那覇響
……ゴメンね。なんだか、自分の言葉で変な空気にしちゃって。
我那覇響
貴音や雪歩だけじゃなくて、二人のことも大事な、頼れる仲間だって思ってるぞ。だからさ……
七尾百合子
……だから、今からはじまる誕生日ライブ最終公演、3人で最高のものにしましょう!
二階堂千鶴
そうですわ。スネーキーショーガール、ここに有りというのを見せつけてあげましょう!
我那覇響
よーし!気合入ってきたぞ!最終公演、全て出し切っていくぞ!
二階堂千鶴
ふふっ。響も、「レジェンドデイズ」のリーダー経験を通して、ますます大きくなったようですわ。
七尾百合子
……
七尾百合子
あの千鶴さん。さっき「生まれながらに」高貴な貴音さんとは違うって言ってましたが……
七尾百合子
千鶴さんも、セレブリティ、なんです……よね?
二階堂千鶴
……は!い、いやそれは。た、単なる言い間違いですわよ!あまり気になさらないでくださいまし!
(台詞数: 32)