春日未来
静香ちゃん!志保!もうすぐ聖夜祭だね!
最上静香
っ!?え、ええ、そうね。
北沢志保
聖夜祭?何よそれ。
春日未来
この学校、12月24日が2学期の終業式なんだ。
春日未来
それでね、その日に学園をあげてのパーティーが開かれるの!
北沢志保
ああ、つまりクリスマスイブね。
最上静香
違うわ!うどん感謝の日よ!
北沢志保
……はい?
最上静香
12月25日はうどんの神がこの地に舞い降り、人間にうどんをもたらした日なの。
最上静香
だから、24日に神への感謝と再びの降臨への祈りを捧げるの!
北沢志保
はいはい。うどんフリークの妄想はそこまでにしてちょうだい。
春日未来
それがね…この学園ではそれが常識なんだよ。
北沢志保
嘘でしょう!?
春日未来
だからパーティーではうどんが振舞われるんだ。もちろん、うどん以外もあるけれど。
春日未来
それとね、ロマンティックな伝説もあるんだよ。
春日未来
聖夜にうどんを食べて結ばれたカップルは、うどんの神に祝福されて、永遠の愛が約束されるの!
最上静香
ロマンティックよね…。
北沢志保
(そうかしら?)
北沢志保
それで、2人は一緒にうどんを食べたい人でもいるの?
春日未来
私はいないかなー。
最上静香
わっ、私だって、いいいいないわよ!?
春日未来
……静香ちゃん?
北沢志保
怪しい…。
最上静香
もう!そんなこといいから、早くお昼ご飯を食べないと、午後の授業が始まるわよ!
春日未来
いけない!もうこんな時間だ!
最上静香
(するするするする…)
春日未来
(すーーーー…)
北沢志保
…前から気になっていたんだけど、その音を立てずに麺を啜るのって、この学校の伝統なの?
最上静香
ええ。ここの生徒は入学したら最初にこれを叩き込まれるの。
春日未来
淑女の学校だからね。志保も慣れたらできるようになるよ。
北沢志保
…………。
北沢志保
(…ずず…ずるる…)
北沢志保
む、難しい…。
(台詞数: 33)