最上静香
はい、お待ちどうさま。 こっちは未来の分、こっちは翼のよ。
春日未来
わーい!!静香ちゃんのうどん~、いっただきまーす!!
伊吹翼
ん~...やっぱり静香ちゃんのうどんは、どこのファミレスのよりもおいしいな~♪
最上静香
ふふっ...それならよかったわ。 うどん職人冥利につきるわね...
最上静香
ねぇ...二人とも...突然であれなんだけど...あの人、大丈夫かしら?
春日未来
ずずっ...あの人...静香ちゃん、誰のこと言ってるの?
伊吹翼
未来ったら忘れっぽいなぁ~、新しいプロデューサーさんのことでしょ。
春日未来
ああ~! なんかすっごく元気だった人だよね♪
伊吹翼
でもでも、バイクに乗ってる時のプロデューサーさん、超カッコよくて...
最上静香
はぁ...二人とも気楽ね...。これじゃあ先が思いやられるわ...
春日未来
大丈夫でしょ~、どんどん頼って、ってプロデューサーさんも言ってたじゃん!\モグモグ♪/
最上静香
...そのプロデューサーが頼りなさそうだから不安なんじゃない...\ジャッ‼/
伊吹翼
(う~ん...静香ちゃんすごく難しそうな顔してるな~。 そんなに不安になることないのに。)
最上静香
はぁ...新しい人だと聞いて、貫禄がある人かと思ったら、まさか高校生みたいな人なんて...
最上静香
?「春日さんの後ろからどーん!! ...ばっちり、聞いちゃったよ~♪」
春日未来
プロデューサーしゃん~!? いつからわたし達の話、聞いてたんですか~!?
春日未来
暁「そうだね...最上さんが昼飯のうどんを茹でてから...かな?」
伊吹翼
(その時からソファーの下にいたんだ...プロデューサーさんもお茶目だなぁ...)
最上静香
あの...すいません...さっきのことは...
最上静香
暁「別に怒っちゃいないさ。正直、その気持ちもよくわかるしね。」
最上静香
暁「それでもって言うなら...その作りたてのうどんが欲しいな~?」
最上静香
...ちょうど今作った...私のでよければありますけど...
最上静香
暁「本当!? ぜひ...ぜひお願いします!!」
伊吹翼
(二人とも、どうしてそんなにうどん好きなのかな...わたしにはよくわかんないや...)
最上静香
暁「うん...出汁の香り、麺の歯応えに味のバランス...最高の一杯だね。」
最上静香
当然です! これは私が物心ついたときから研究してきた...最高のレシピなんですから!!
最上静香
暁「あはは...本当にうどんが好きなんだね。」
最上静香
暁「おっと...うどんの美味しさのあまり、話したい事を忘れそうだった...」
伊吹翼
暁「最上さん...それに二人とも...タイミングがいいから、話させてもらうよ。」
春日未来
お話...まさかお説教とかじゃないよね...?(小声)
伊吹翼
さぁ...多分、お説教じゃないと思うけど...(小声)
伊吹翼
暁「確かに...僕は社会人というポジションからは少し未熟、...そう感じてるよ。」
春日未来
暁「でもね、皆の素質を世界中に広めたい...そう思う気持ちは誰にも譲るつもりはない。」
最上静香
暁「僕は君達を信じてる...だからまずは僕を信じて欲しいんだ。 」
伊吹翼
(プロデューサーさんの真剣な顔...なんか少しカッコいいかも...)
伊吹翼
暁「...なんて言っても信じてもらえないから...ほい!」
伊吹翼
これは...何かいろいろ書いてあるっぽいですけど...?
春日未来
グラビア...映画にドラマ...いろいろあるみたいですけど...
最上静香
プロデューサー...これって一体...
最上静香
暁「とりあえず、『業界の知り合い』とお話しして仕事をもらって来たんだ!」
春日未来
暁「とりあえず40個くらいのオファーはあるから...この中から好きに決めてね♪」
伊吹翼
暁「ちなみに、この仕事の成果次第では人気アイドルへ一直線、なんてこともあるかも?」
伊吹翼
(人気アイドルへ近道...それって...)
伊吹翼
(人気アイドルへ近道...それって...早く超モテモテになれるってこと!?)
伊吹翼
プロデューサーさん! その仕事、わたしやりたいな~♪
春日未来
ああーっ!! 私も私も~、いろんなお仕事したいです~!!
最上静香
私も...その仕事受けさせてください!
伊吹翼
暁「んじゃ、後は仲良く、皆で決めてね~!」
伊吹翼
(新しいプロデューサーさんのおかげで、なんだかハッピーライフが早く来そうかも...!)
伊吹翼
(だけどその時、プロデューサーさんの表情は...少し寂しそうだった。)
(台詞数: 50)