北沢志保
ふーん、なかなか立派な温泉旅館ね。
北沢志保
しかしお稲荷さまはここの総支配人さんとどういう関係なのかしら?顔見知りみたいだったけど。
北沢志保
駄神のくせに妙に顔は広いのよね。
北沢志保
ま、それはそれとして…
北沢志保
(カサカサカサ)どうしてこの旅館は虫が多いのかしら?不衛生過ぎない?特にGが…
北沢志保
あ、また近付いて来た。
北沢志保
あ、また近付いて来た。シュー!
北沢志保
(パタリ)ふぅ。
北沢志保
(ムクリ)ひっ⁉︎どうして殺虫剤が効かないのよ…
最上静香
お客様、ウチの従業員が何か致しましたでしょうか?
北沢志保
あ、いえ何でも…
北沢志保
あ、いえ何でも…って静香じゃない⁉︎こんな所で何をしてるの?
最上静香
はい?確かに私は静香ですがお客様とは初対面です…どなたかと間違えていませんか?
北沢志保
え、何を言ってるの?その顔、その貧相な胸、ころあずみたいな声、何より身体から漂ううどん臭…
北沢志保
どう見ても私の親ゆ…友達の静香じゃない。
最上静香
何か引っかかる表現があったけどそう言われても…
最上静香
あ、もしかして別世界の私と間違えていませんか?
北沢志保
別世界?そう言えばここは私の世界じゃなかったわね。じゃあ…
最上静香
私は天界の静香です。別世界の私と親友なんですね。ありがとうございます。
北沢志保
志保です。それから静香とは別に親友なんかじゃありませんから。
最上静香
うふふ。そう言う事にしておきましょうか。
春日未来
あ、静香ちゃんここにいた!
北沢志保
今度は未来?
春日未来
ん、誰?
北沢志保
あなた、未来よね?テストで0点なんて現実ではあり得ない点数採った学年一のおバカの…
春日未来
なんか初対面で酷い事言われてる⁉︎
北沢志保
初対面?じゃあこの未来も?
最上静香
ええ、天界の未来よ。しかし未来とも親友だったのね。
北沢志保
いえ、全然。ただクラスが同じなだけで全く交流も無いしお近付きになりたいとも思わないわ。
春日未来
更に酷い事言われてる⁉︎
最上静香
まぁ、その気持ちは分かるわ。私も何度この腐れ縁を恨めしく思った事か…
北沢志保
あら、気が合うわね。
最上静香
本当ね。
北沢志保
短い間だけど…よろしくね、静香。
最上静香
こちらこそ。
春日未来
なんか友情が芽生えてる⁉︎
最上静香
志保はまだこっちに来て間もないのよね?いろいろ案内するわ。
北沢志保
ありがとう。お稲荷さまはどっか行っちゃったしお願いするわ。
春日未来
ちょっと静香ちゃん⁉︎うどん作らないと!ほら、お客さん待ってるよ?
最上静香
あとは未来に任せたわ。
春日未来
え、それって私を信用して?でへへ♪
最上静香
言っとくけど少しでも私の味と違う物を提供したら許さないわよ!もししたら…折檻よ。
春日未来
ひっ⁉︎
北沢志保
あらあら、仲が良いわね。
春日未来
どうやったらそう見えるの⁉︎
(台詞数: 45)