田中琴葉
朝だよー。起きて、プロデューサーちゃん
田中琴葉
ーー事務所のカーテンから、光が、差し込んでくる。どうやらそのままここで眠っていたみたいだ。
田中琴葉
もう、こんな場所で寝て…風邪引くわよ。
田中琴葉
ホント、お隣さん同士の幼なじみが起こしに来なかったらどうするつもりだったの?
田中琴葉
ーーお隣さん?幼馴染?いやいや、待て待て…。
田中琴葉
『なぁ、琴葉…。色々とツッコミ所満載ではあるが、何かこうさ、イメージが違うよな…?』
田中琴葉
うん、気づいてくれた!私、髪型を変えたんだ。
田中琴葉
三つ編みから変えたんだよ。プロデューサーちゃんが琴葉はストレートが似合うって言ってたからね
田中琴葉
ーー違う!そうじゃない!!
田中琴葉
ーー大体、なんだよプロデューサーちゃんって!?それに琴葉は前からその髪型だったろ!
春日未来
うりゅー、どいてどいて!
春日未来
【ドガッ】
春日未来
ーー俺の横から、春日未来が衝突する
春日未来
うう、痛いよ。プロデューサーさん
春日未来
『こら未来、事務所内を駆け回るものじゃありません!』
春日未来
はきゅ!ごめんなさーい!
春日未来
ーー血相を変えて、深く頭をさげている。琴葉同様にキャラがおかしくなっている
春日未来
そのですね。劇場内でいい匂いがしたんですよ。新しいケータリングかなって思って…。
春日未来
私は甘い罠に引き込まれてしまったんです…。ホカホカのたい焼きを一口パクッと
田中琴葉
それって、もしかして…紗代子ちゃんの?
春日未来
そうなんですよ。だから、私…思わず逃げちゃいました。
春日未来
『お前が悪いんじゃないかぁー!』
春日未来
ぱきゅー!!
春日未来
ーーさっきからうりゅーだの、ぱきゅーだのなーに言ってんだ。この娘は…?
横山奈緒
成功や!私の発明は成功したんや!
春日未来
うりゅ?どうしたの奈緒ちゃん
横山奈緒
私の発明「流行性タイムマシンくん」は時代の逆流に成功したんやで!
田中琴葉
時代の逆流?どうゆうことかな?
横山奈緒
最近のアニメはテンプレ展開が多すぎるやろ?嘆かわしいって思いますわー
横山奈緒
近頃はスチームパンクのジャンルもめっきり減りましたし、すごく寂しいんや。
横山奈緒
せやから、サブカルチャーの流行を当時の古き良き時代までに戻せるのがこのマシンなんやで
横山奈緒
ーー大変迷惑なマシーンです。今すぐスクラップにしましょうね。
横山奈緒
せやけどお二人さんを見ていると調整が足らへんかったな〜。
横山奈緒
その状況やと96年〜99年頃の流行やろ?未来の変な口癖と琴葉のメインヒロインがその証拠やで
横山奈緒
『つまり関西人でトラブルメーカーで、発明品が周りを巻き込むのもそれの影響な訳だな?』
横山奈緒
これはキャラ造りの一環です〜。あー、あー、この横山奈緒ちゃんはフィクションですー
横山奈緒
『その装置没取』
横山奈緒
あ、何するんや!
横山奈緒
『それだとその先に待つのが、アイドルがスポンサーの都合でロボットに乗らされる羽目になるぞ』
横山奈緒
やめてや、せめてあと1日くらい!
横山奈緒
[ガタッ]
横山奈緒
『いててて、急に倒れ込んできて、装置は無事のようだな…奈緒も平気か?」
横山奈緒
………。
横山奈緒
あの、プロデューサーさん…手が、私の……
横山奈緒
ーーえ、何この展開?ちょい待ち……これは、そういうラブコメじゃないんだから
田中琴葉
プロデューサーちゃんの・・・
田中琴葉
バカァァー!!!
田中琴葉
【キラーン☆】
春日未来
うりゅー・・・
春日未来
『グダグダだぁぁー!!』
(台詞数: 50)