七尾百合子
うう～ん…どうしようかなぁ…
春日未来
どうしたの百合子?宿題わかんないの?私が教えてあげようか?
七尾百合子
そんなわけないじゃない未来じゃないんだから…
七尾百合子
ていうか私未来より学年上だよ!教えられないでしょ!
春日未来
いちりある
春日未来
でも宿題じゃないなら、何を悩んでたの?
七尾百合子
えっ?いやそれは…ほら、色々あるじゃない?私達くらいの歳の女の子って…
春日未来
えー、わかんないよ。今日の夜ご飯なにかなーとか?
七尾百合子
違う!
七尾百合子
ていうかもういいでしょこの話は!
春日未来
でも気になるよー!!
百瀬莉緒
そんなに気になるなら代わりに私が答えるわ!
春日未来
わっ!?びっくりした!
七尾百合子
(事態をややこしくしそうな)莉緒さん!
百瀬莉緒
ズバリ百合子ちゃんの悩みは……恋よ!!
春日未来
恋ィ!?
百瀬莉緒
とある晴れた日の放課後…クラスの男子に体育館裏に呼び出された百合子ちゃん…
百瀬莉緒
何だろう?なんて不思議に思いながら体育館裏に行くと、男の子から一通の手紙を渡されるの!
春日未来
ふんふん
百瀬莉緒
手紙を渡すと同時に男の子は走って行ってしまうの
百瀬莉緒
気になって手紙を開けるとなんとそれは…
百瀬莉緒
ラブレターだったのよ!!
春日未来
らぶれたー!!
七尾百合子
えぇ…なんてベタな展開…
百瀬莉緒
百合子ちゃんわかってないわねー!ベタって言うのは皆が好きだからこそベタって言うのよ!
七尾百合子
ハッ…ふ、深い…
百瀬莉緒
告白されたことは嬉しい…。でも自分はアイドルの身…許されない恋!立ちはだかる数々の障害!
百瀬莉緒
アイドルとしての自分と、1人の女の子としての自分が心の中でせめぎ合って…
百瀬莉緒
あー!ダメ!あまずっぱーい!
春日未来
莉緒さん酔ってるの?
百瀬莉緒
やだー!もー!こんな真昼間からお酒なんて飲まないわよー!
七尾百合子
ベタな展開だからこそ逆に新鮮に…?変に奇をてらうよりも設定的にも破綻しないし…ブツブツ
春日未来
? 百合子何ブツブツ言ってるの?
七尾百合子
あ、あーっ!なんでもない!悩みならもう大丈夫だから!ありがとう未来!莉緒さんも!
春日未来
……行っちゃった
七尾百合子
あ、危なかったぁ…1人で妄想してるの喋っちゃうクセ何とかしないとなぁ…
七尾百合子
……まさか自作小説の展開に悩んでる、なんて言えないよね
七尾百合子
それはそれとして!すっごく良い展開を閃いちゃった!
七尾百合子
早速ノートに書いておかなくちゃ!Lilyknightの新しい冒険が始まるのよ!
(台詞数: 39)