北沢志保
最上さん。A棟とB棟の毛布とシーツの交換、洗濯をお願いね。
最上静香
はい!…ふぅ。これだけ広いと大変ね。
最上静香
それにしても…2日目から失敗しちゃった。まさかSRを引き当てるなんて。
最上静香
星梨花さん…悪いことしちゃったわね…はぁ。
春日未来
こんにちは!
最上静香
うわっ!?な、何!?
春日未来
驚かせてごめんね。あなたが噂の新人さん?
最上静香
え、ええ…。あなたは?
春日未来
私、春日未来!私もこの病院の看護師だよ。
最上静香
そうなんですか。宜しくお願いします、春日先輩。
春日未来
せ、先輩…!
春日未来
そっかー!私もついに先輩かー!でへへ。
春日未来
あ。ところで、どうしたの?溜め息なんか吐いて。
最上静香
ああ、聞こえちゃいましたか。えっと、実は…。
春日未来
なるほどー。SRを当てたことで、患者さんの物欲を煽っちゃったんだね。
春日未来
まあそんな時もあるよ!次頑張ろう!
最上静香
は、はあ…。(能天気な人ね…。)
春日未来
それよりさ、どうだった?ガシャ回してみて。
春日未来
楽しかったでしょ?
最上静香
えっ?ま、まあ、SRを当てた時は、ちょっとだけドキドキしました。
最上静香
私は始めたばかりで、キャラクターのこともゲームのことも知らないのですけれど…、
最上静香
ハマっている患者さんにとっては、あれがもっと嬉しいのでしょうね。
春日未来
うんうん。そうなの。プレイ時間や課金額が増える程、思入れって深くなっていくんだ。
春日未来
それで、「もうやめてやる!」って思っても、なかなかやめられなかったりするんだよね。
最上静香
…私の患者さん、かなり課金しているみたいで、やめようとしてもすぐに課金しちゃうんです。
最上静香
もう…無課金や微課金に戻るのって、無理なんですかね…?
春日未来
できるよ。
最上静香
えっ。
春日未来
私ね、絶対患者さんのことを信じるって決めているの。
春日未来
他の誰が無理と言っても、私は患者さんを信じるの。
最上静香
ど、どうしてですか?
春日未来
だって、一番不安なのは患者さんだから。
春日未来
本当に治るの?明日にはお金がなくなるんじゃない?って、いつもそんな不安に怯えているの。
春日未来
だから、私は患者さんに言うんだ。「絶対大丈夫!」って。
最上静香
……先輩。私はここに来たばかりで、どうすればいいのか、よくわかっていません。
最上静香
課金科の看護師として、私はどうすればいいですか?
春日未来
患者さんを信じてあげて。それと…できればちゃんと見てあげて。
最上静香
見る…ですか?
春日未来
うん。それができれば、きっと患者さんの力になれるよ。
最上静香
…はい!ありがとうございます!先輩!
春日未来
どういたしまして!でへへ。
北沢志保
春日のアホはどこに行った!!!
春日未来
やばっ!北沢先生だ!
北沢志保
見つけた!こんなところで何やっているの!?バッテリーの交換は!?充電は!?
春日未来
こ、これからやろうかなーって…あ、あはは…。
最上静香
先輩…?
北沢志保
サボってないでさっさとやる!!ほら早く!!
春日未来
あーん!せっかく後輩の前でいいカッコできたのにー!
最上静香
…………。
最上静香
……なんだか、変わった先輩ね。
(台詞数: 50)