春日未来
とうとう、リーグへの挑戦者が来たんだね!
春日未来
ここがポケモンリーグ第一の部屋、四天王の私と志保が相手をするよ!
北沢志保
……。
最上静香
……。
春日未来
…あれ?どうして志保まで黙ってるの?
最上静香
えっと、バトルの前にふたつみっつ話を訊いても良いかしら?
春日未来
あ、私達の名前?私は春日未来で、こっちはパートナーの北沢志保だよ。貴女達は?
最上静香
可奈「私は矢吹可奈で、こっちは友達の最上静香ちゃんだよ」
春日未来
静香ちゃんと可奈だね、よろしく!【ニパッ】
最上静香
いや…まあ、名前も気にはなってたけど…えっと、志保だったかしら。貴女の方が話ができそうね。
北沢志保
…何かしら、挑戦者さん。
最上静香
貴女と春日さんで、四天王が二人よね。
北沢志保
そうよ。私達は二人とも四天王よ。
最上静香
四天王が後ろに後二人控えてるってことでいいのかしら?
春日未来
何言ってるの、静香ちゃん。それじゃあ一部屋空き部屋になっちゃうでしょ?
最上静香
可奈「だったら、後ろの部屋にも一人ずついるってこと?」
春日未来
そうだけど?
最上静香
志保と春日さんで二人、後ろの部屋に計3人…。
春日未来
……?
春日未来
……。
春日未来
……!!!!!
春日未来
し、四天王が5人いる!!どうして!?【ドギャアアアアァァァン!!】
最上静香
何で四天王本人が気づいていないのよ!!
北沢志保
未来はこういう子なのよ。バトルに集中しすぎて、マダツボミのとうを焼きかけたり…。
最上静香
可奈「わ、私達よりすごいことやってる…」
北沢志保
でも、バトルは一流の腕なのよ?私が言うと贔屓目に見えてるかもしれないけど。
北沢志保
…それに、次の部屋の事なんて考えなくてもいいんじゃないかしら?
最上静香
どういう事よ。
北沢志保
どうせ私たちが勝つからよ。私たちに勝たなければ、次の部屋には行けないのよ。
北沢志保
貴女も今まで来た挑戦者と同じで、私達四天王を軽く見てるんじゃないかしら?
最上静香
あら、軽く見てほしかったの?
北沢志保
ええ。それくらい浮ついてた方が相手の足を掬いやすいもの。
最上静香
足を掬えなくて残念だったわね。もちろん、四天王全員全力で戦うわ。
北沢志保
…ふふ、久しぶりに骨がありそうな挑戦者ね。
最上静香
それで、ここのバトルはどうなるの?貴女達二人と連戦するのかしら?
北沢志保
違うわ。私と未来の二人を同時に相手取ってもらうの。ダブルバトルやったことあるでしょ?
春日未来
ちょうど二人ずついるもんね!!
最上静香
可奈「え!?わ、私も!?」【ケラケラ】
北沢志保
…そっちの方が面白そうね。まさか、二人は昨日今日出会った仲、ってわけでもないのでしょ?
春日未来
私と志保、最上さんと可奈のどっちの友情が勝つか、の勝負だね!!
最上静香
可奈「ゆ、友情だったら私達だって負けないよ!!ね、静香ちゃん!」
最上静香
面と向かって言われると恥ずかしいわね…。
北沢志保
奇遇ね。私も恥ずかしいわ。
北沢志保
…で、ルールは一人2匹使用で交代あり。先に両方の手持ちを倒しきった方が勝ちでいいわね。
最上静香
ええ、分かったわ。可奈、絶対に勝つわよ。
最上静香
可奈「うん!私たちの絆の方が強いって証明しないとね!!」【ギュッ!】
春日未来
私達だって負けないよ!ね、志保!!【ギュッ!】
北沢志保
戦う前に戦意がそがれるからやめて。
最上静香
……。
(台詞数: 49)