春日未来
………。
所恵美
未来、何してるの?
北沢志保
家の前で突っ立っているなんて、あなたらしくないわね。
春日未来
恵美さん……志保………。
春日未来
私ね、静香ちゃんの家に引き取られることになったんだ。
春日未来
お母さん、いなくなっちゃったから………。
北沢志保
………未来。
北沢志保
あなたはここにいなさい。もう、誰もいなくならなくていい。
春日未来
………私のせいだ。
春日未来
静香ちゃんも、翼も、お母さんも、私が怖がっていたから………!
所恵美
それは違うよ未来!あれは未来のせいじゃない!
春日未来
私のせいなんです!みんな、私を守ろうとして犠牲になったんです!
北沢志保
もう大丈夫よ、未来。
北沢志保
全部……私が終わらせてくるから。
所恵美
志保………!
春日未来
ううん、私も戦うよ。
北沢志保
え?でも、あなたは………
春日未来
もう怖がらない。静香ちゃんや翼のように、私も誰かを守れるくらい強くなりたい!
春日未来
北極に敵がいるんだよね?私も行くよ。
所恵美
そうだよ、志保。
所恵美
志保1人で行かせはしないよ。行くなら………アタシ達も行く。
北沢志保
でも……もうこれ以上誰かがいなくなるのは………
所恵美
志保、アタシ達ってそんなに信用出来ない?
北沢志保
い、いえ、そんなことは………
所恵美
だったらさ、もっと頼ってよ。1人で背負いこまないでさ。
北沢志保
恵美さん……そうですね。すいません、私1人で何もかもしようとして………。
北沢志保
ーーー突如、島中にサイレンが鳴り響く
北沢志保
敵!?あれ以来襲撃は無かったのに………!
北沢志保
恵美さん、行きましょう!
所恵美
うん!
春日未来
私も行くよ!
北沢志保
ええ、お願い!
(台詞数: 32)