黒井社長
ふん、私がキサマらのような弱小プロダクションに来てやったのだ。ありがたく思うんだな!
高木社長
....黒井、相変わらず口が減らないな....それで?
高木社長
お前は何も打算なしに来るような奴ではない。 用件があるなら手短に頼むよ。
春日未来
(なんか....いつも優しい社長がすごく怖い顔してる....。ここはそろ～っと。)
黒井社長
春日....未来君だったかな? キミに会わせたい人がいるんだ。
黒井社長
恐らく君達が一番会いたい人だろう....さぁ、入ってきたまえ!
高木社長
なぜだ....なぜキミがここにいる!?
春日未来
(どうして....病院にいるはずなのに....。どうしてここに....?)
春日未来
マネージャーさん!? 俊「....。」
黒井社長
どうだ!私からの粋なサプライズに驚いてはくれたかな?
春日未来
(久し振りに会ったマネージャーさんは弱々しくて歩けそうな体じゃありませんでした。)
高木社長
黒井....まさかこんな下らないことで彼を無理矢理連れて来たのか!
黒井社長
あまりそう急かすな、高木。まずはこれを見ろ。
春日未来
(黒井社長が取り出したのは一冊の雑誌でした。)
高木社長
ふむ、いわゆる週刊誌だね? 何もおかしいところはないようだが?
黒井社長
表紙のほうは普通だが、問題は中身のほうだ....。ここをよく見ろ。
高木社長
....! いくらなんでもこれはあんまり過ぎる内容だね....。
春日未来
(そこに書いてあったのは私達や社長の活動がヤラセであると書かれた記事でした。)
春日未来
ひどいです!私達は一生懸命頑張ってきてたのにこんなふうに書かれて....!
黒井社長
ふん、私にとって重要なのはそのヤラセに私が絡んでいるということだ。
高木社長
なるほど....つまり我が765プロは961プロの圧力を借りて仕事をしてきたと....。
黒井社長
そして私はその利益を間接的に裏金として受け取っていた、これがこの記事の内容だ。
黒井社長
しかも、これを書いたのは私のプロダクションの人物、信憑性は充分だ。
黒井社長
間違いなくこの記事が出版などされたら765プロも961プロも危うかっただろう。
春日未来
え?でも....私達、普通にアイドルとしてお仕事できてますけど....。
高木社長
私の聞いた話ではある情報源からこの記事が嘘だとの証言があったそうだが....
黒井社長
その情報源は意外な人物だったことが業界を通じてわかったのだ、その人物は。
黒井社長
久我俊也、キサマら765プロのマネージャー君だよ。 俊「....」
春日未来
(え....。マネージャーさんが私達を守ってくれたの?)
黒井社長
....しかし私にはわからないことがある。なぜ私達も庇うような真似をした?
黒井社長
君ならば、765プロのだけで私達のことを庇う必要などないはずだ。
黒井社長
だが君はあえてそうしなかった!なぜだ、教えてくれたまえ!
春日未来
俊「黒井社長....僕は貴方のことを尊敬しています。」 ....。
高木社長
俊「でもそれは貴方の仕事に対する姿です。」 ....!
黒井社長
俊「貴方は自ら人材を探し、最高の環境を与えてきました。そして人材を育てていった。」
黒井社長
俊「そして貴方達が育てたアイドル達は今もファンに希望を与えている。」 ....。
黒井社長
俊「それをこんな下らないことの為に潰される。それが許せないだけです。」 ....。
春日未来
(マネージャーさん....!!本当にあなたはアイドルのことを考えてくれてるんですね!)
高木社長
....黒井、もう彼の言葉通りに私達の因縁を終わらそうではないか。
黒井社長
ふん!彼の本心はもう聞いた。もうこれ以上話す事はない。帰らせてもらう!
黒井社長
....久我君と言ったか。これを受け取りたまえ。 俊「これは....札束!?」
黒井社長
どうやら海外に行くようだな。 私としては君には二度と戻って来て欲しくはない。
黒井社長
だから....アメリカで学んで来るといい。マネジメントとはどういうものなのかをな!
高木社長
黒井....まさか....。
黒井社長
勘違いするな!私は借りた恩をそのままにするのが大嫌いなのだ! 俊「黒井社長....。」
黒井社長
俊「ありがとう....ございました!」 ....フン!
春日未来
マネージャーさん!これで大丈夫ですね! 俊「未来....」
春日未来
俊「....やはりお前は....なんでもない。」 ちょ、ちょっと!
春日未来
話しの内容が気になるじゃないですか!教えて下さいよ～!
春日未来
(IUまであと3週間、私達の最後のスパートが始まりました!)
(台詞数: 50)