春日未来
あー、長い～。 俊「春日、お前は黙ることすら出来ないのか?」
春日未来
だって!足を軽くひねっただけで2時間ですよ? 俊「はいはい、」
豊川風花
俊「豊川さん、わざわざ申し訳ございません。」 そんなことないわ、シュン君。
豊川風花
それに....あなたも大変でしょ、....右目が見えなくちゃ。
春日未来
(マネージャーさんは右目が今は見えません....じきに良くなると言ってますけど....)
豊川風花
俊「大丈夫です....右目がなくてもちゃんと見えます。」 ....そう。
豊川風花
俊「....約束しましたから。」 ....約束って?
春日未来
その約束って話、すごく聞きたいです! 俊「やけに食い付きがいいな....まぁいい。」
春日未来
俊「あれは....6歳の頃だ。」 (そう言ってマネージャーさんはわたし達に話しました。)
春日未来
(両親が亡くなって広場で泣いていた時に歌っている女の子に会ったそうです。)
春日未来
(その子の歌でマネージャーさんは元気をもらったというのがきっかけだったそうです。)
春日未来
俊「その後、僕は孤児院に入ることとなったがその時約束したんだ。」
春日未来
俊「『アイドルになったらキミを支えたい!』って...。」 ....?
豊川風花
同じ舞台....とっても素敵なことね! 俊「まぁ、子供の口約束ですから。」
春日未来
俊「でも、もう叶いそうにないですけどね。」 ....そんなことないです。
春日未来
諦めたらその子にもう会えないかもしれませんよ!だから諦めないでください!
春日未来
会えたらきっとそれは素敵な奇跡になると思いますしね! 俊「....」
春日未来
俊「ありがとう....未来。」 (い、今わたしのこと未来って....。)
春日未来
\春日未来さん、3番室までどうぞ。/ あっ、じゃ、じゃあいってきます!
春日未来
(ズルいですよマネージャーさん、いつもいきなりドキドキさせて....。)
豊川風花
俊「豊川さん。お願いしてもいいですか?」 いいわよ、何かしら?
豊川風花
俊「大人のあなたしか頼めないことですが....」 な、何?
豊川風花
俊「もし、僕に何があっても1ヶ月後のIUは」
豊川風花
俊「もし僕に何があっても1ヶ月後のIUは、ゴボッ!?」 ....え?
豊川風花
俊「グボッ、ガハッ、ガアァァッ!!?」 しっかりして!シュン君!
豊川風花
俊「何があっても、ゴボッ、IUは絶対にグブッ、出て下さい....。」 ....シュン君。
春日未来
\おい、誰か担架持ってこい!/ \空いている先生は今すぐ来てください!/
春日未来
(この時気づいてしまったんです。)
春日未来
(マネージャーさんには....もう会えないかもって。)
(台詞数: 29)