最上静香
ん…んん…もう朝なのね…。(トントントントン)
最上静香
いい匂い…お味噌汁の香り…(トントントントン)
最上静香
ふわぁ…おはようお母さん。
北沢志保
おはよう静香。以外とお寝坊さんなのね。
最上静香
休みぐらいだらけたいのよ…それよりお母さんは?
北沢志保
忘れたの?昨日から旅行に行くって言ってたでしょ。
最上静香
そうだったわね…。
北沢志保
ほら、早く顔を洗ってきなさい。ご飯用意してるから。
最上静香
ん…そうする…。
最上静香
(ジャー)………。
最上静香
(ジャー)冷たっ!はぁ…この時期は水も冷たいわね…早くあったまんないかしら?
最上静香
(ジャー)(バシャバシャ)
最上静香
んー…あれ?タオルがないや…。
北沢志保
はいタオル。全く、朝からおっちょこちょいなんだから。
最上静香
ん…ありがとう志保…。
最上静香
(フキフキフキ)………。
最上静香
志保!?
北沢志保
呼んだかしら?
最上静香
え?え?何で志保が?ここ私の家よね?
北沢志保
何寝ぼけたこと言ってるのよ、当たり前じゃない。
最上静香
そうよね、私ったら何当たり前のことを…。
最上静香
じゃなくてどうして志保が家にいるのよ!?
北沢志保
忘れたの?昨日あんなこと言ってたのに…。
最上静香
私何か言った?
北沢志保
志保…帰らないで…って私の服の袖を掴んでたじゃない。
最上静香
うそ!?記憶にないわよそんなこと。
北沢志保
まあそうよね、作り話なんだから。
最上静香
なんですってー!
北沢志保
(チャリン)合鍵。頼まれたのよ、静香のお母さんに。
北沢志保
あの子、朝は信じられないぐらいダメだからよろしくねって。
最上静香
お母さんったら…よりによって志保に教えなくてもいいじゃない…。
北沢志保
ま、そういうわけだから。
北沢志保
ほら、何ぼーっとしてるの?朝ごはん出来てるんだから一緒に食べましょ。
最上静香
むぅ…。
北沢志保
ほら、膨れっ面しないの。せっかくの可愛い顔が台無しよ。
最上静香
そうやってからかうんだから…///
北沢志保
いいじゃない、私とあなたの仲なんだからさ。
北沢志保
ご飯、冷めちゃうわよ。いただきます。
最上静香
いただきまーす。
北沢志保
(ふふっ、なーんて、あんなこと言ったけどね)
北沢志保
(合鍵を渡されて朝頼まれたのは本当のことよ。でもね…)
北沢志保
(昨日の夜、静香が寝ちゃって私が帰ろうとしたとき)
北沢志保
(「志保…帰らないで…」って寝言言いながら袖を掴んでたのは本当のことよ)
北沢志保
(全く…ほんと、世話のかかる子なんだから///)
(台詞数: 44)