木下ひなた
うーん……。
最上静香
おはようございます。あら、ひなただけ?
木下ひなた
あ、静香さん、おはようさん。事務所にはあたしだけだよぉ。
最上静香
ふーん、小鳥さんもいないだなんて…不用心ね…。
木下ひなた
けどあたしがいるんだし平気だよぉ。
最上静香
そういうものかしら……?
木下ひなた
それにあたしだって静香さんと同い年だべさ。お留守番くらいちゃんとできるよぉ。
最上静香
それもそうね。ひなたはなんだか年下に思えちゃって、ごめんね。
木下ひなた
確かに静香さんや志保さんはあたしより年上って感じがするべさ…。
木下ひなた
あたしなんてアイドルのお仕事で精一杯で…学校の勉強もままならないっていうのに…。
最上静香
あら、勉強なら言ってくれれば教えるのに。
木下ひなた
え?いいのかい?ありがとねぇ!
最上静香
ふふ、いいのよ。私の復習にもなるし…
最上静香
未来に教えるよりはずっとマシだろうし…
木下ひなた
あ、あはは…それじゃあお願いするねぇ。えっと、ここの問題なんだけど…
最上静香
えっと…ちょっと待ってね、この問題は…
木下ひなた
…終わったべさー!いやー静香さんありがとねぇ。
最上静香
ふふ、どういたしまして。けど私がいなくてもできたんじゃない?
木下ひなた
そ、そんなことないよぉ!あたしだけだったらどれだけ時間がかかったことか…。
木下ひなた
あ、お礼にお茶淹れてくるねぇ。
木下ひなた
はい、お待ちどうさま。
最上静香
ありがとう。あらこれ…
木下ひなた
可憐さんに教えてもらったリンゴの香りがするお茶、あたしのお気に入りなんだぁ。
最上静香
ほんと、いい香り…いただきます。うん、美味しい。
木下ひなた
よかったぁ、雪歩さんにお茶の淹れ方教わった甲斐があったべさ。
最上静香
やっぱりひなたの方が色んなことができてしっかりしてるんじゃないかしら…
木下ひなた
はぁ〜…ん?何か言ったかい?
最上静香
ううん、お茶が美味しいってだけよ。
(台詞数: 28)