奇術探偵外伝2『潜入捜査』14話
BGM
赤い世界が消える頃
脚本家
おぼろ丸
投稿日時
2017-08-06 15:54:31

脚本家コメント
【あらすじ】捜査中の隙をつかれて気を失ってしまった静香。拉致された先では…
ゲスの悪党を書くって気力を使うんですね…

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最上静香
…ん……んん…(ガチャ…ジャラ)
最上静香
…つっ!?…ここは?
高木社長
???「お目覚めかな?…フフフ…」
最上静香
横島理事長…!
高木社長
横島「この状況でまだ丁寧に呼んでいただけるとは…知性的でいいねぇ…」
最上静香
わたしを…どうするつもりですか?(チャラ…)
最上静香
(手錠で後ろ手にとめられてる…脚も…ダメか…)
高木社長
横島「そうやってすぐに状況を把握しようとする冷静さ…」(ジリッ)
最上静香
あなたに褒められても虫酸が走るだけです!(ズズッ)
高木社長
横島「ただ悲しいかな…今の君は芋虫のように這い回るしかできない…」
最上静香
くっ!(諦めるものですか!)
最上静香
…わたしが潜入していることは本庁も確認済みです!消息を絶ったりしたら…
高木社長
横島「ああ、大騒ぎだろうね。…それでいいのだよ。」
最上静香
は…?
高木社長
横島「元々、学院の管理運営は自治の名の下に生徒会やシスターたちの手で行われている。」
高木社長
横島「我々理事会はほとんど管理に口を出していないのが現状だ。」
高木社長
横島「だがその管理体制で事件が勃発したら?…管理体制の不備が問われることになる。」
高木社長
横島「生徒の自治などと言う戯言ではなく、我々大人が生徒を管理するという大義が通るのさ。」
最上静香
そんな馬鹿なことを…!
高木社長
横島「そう、馬鹿な連中だよ。私の偉大な提言を聞きもしない。」
最上静香
(コイツ…自分の世界に酔ってる!?)
高木社長
横島「不審者が構内に出没するようになった時点で、諦めて管理を私に委ねれば良かったのに…」
高木社長
横島「挙げ句に怪盗などに狙われる失態を演じ…(バッ)」
最上静香
(ガシッ)しまった…!?(ぞわわ…)
高木社長
横島「そして、君という『犠牲者』を生むことになった…」
最上静香
は、離しなさい…離して!!
高木社長
横島「安心したまえ。殺しはしないよ。…もう一人を誘い出すエサになってもらわねばならん。」
最上静香
!?海美さんまで…あなたという人は…!!
高木社長
横島「人の心配より今は自分の心配をしたまえ…いい声で鳴いて…」
高木社長
???「あらあら~、ここはどこでしょう?」
高木社長
横島「何!?」

(台詞数: 31)