天海春香
千鶴「この度は大変な失礼をはたらいてしまい、誠に申し訳ありませんでした……」
天海春香
いえいえそんな!誤解が解けたなら、私達はそれでいいので!
天海春香
杏奈「……誤認逮捕は、警察最大の失態だって……いつも言われてるのに……」
天海春香
千鶴「返す言葉もありませんわ」
如月千早
さっき、密猟犯って言ってましたよね?この辺りにいるんですか?
如月千早
千鶴「えぇ。でも心配ありませんわ!市民の安全は、わたくし達が守りますので!」
如月千早
杏奈「無実の市民を逮捕しようとした人が……言えた事じゃない」
如月千早
千鶴「うっ……」
高槻やよい
お巡りさん、このニョロモの事、何か分かりますか?
高槻やよい
千鶴「そのニョロモがどうかしましたの?」
高槻やよい
はい。体の色が変なんです……何かの病気じゃないかなーって……
高槻やよい
千鶴「あぁ、心配ありませんわ。それは病気ではなく、“色違い”のニョロモですわね」
高槻やよい
杏奈「色違いの個体に出逢えるのは……かなりレア。ラッキー……だね」
天海春香
色違い!?凄いじゃん、やよい!
如月千早
そんなに珍しい個体なら、保護の対象になってたりするんじゃないですか?
如月千早
千鶴「ニョロモ自体は、保護の対象にはなってませんわ」
如月千早
杏奈「正規の方法で、ゲットするなら……杏奈達は、何も言わない……」
天海春香
だってさ!そのままゲットしちゃいなよ、やよい!
高槻やよい
でも、ニョロモはカメールと仲良くしてますー
天海春香
そう?じゃあ、千早ちゃんがゲットする?
如月千早
私はもう、ピジョンをゲットしたし、高槻さんに譲るわ
如月千早
杏奈「千鶴さん……」
如月千早
千鶴「何ですの?」
如月千早
杏奈「森の方で……爆発が、あったって……連絡がきた。そっち、行ってみよ?」
如月千早
千鶴「なんと……分かりましたわ。では、わたくし達は仕事があるので、失礼しますわ」
高槻やよい
はい!ありがとうございました!
高槻やよい
千鶴「さぁ、行きますわよ杏奈!」
高槻やよい
杏奈「連絡、受けたの……杏奈、なのに……」
天海春香
……で、どうするやよい?ニョロモ、ゲットする?
高槻やよい
うーん……どうしようかな~
高槻やよい
ニョロモ「~♪」
高槻やよい
ニョロモ「!」
高槻やよい
う?どうしたのニョロモ?
高槻やよい
ニョロモ「(ジー)」
高槻やよい
べろちょろが気になるの?
天海春香
あー、「おたまポケモン」だから仲間だと思ってるのかな?
高槻やよい
そうなの、ニョロモ?
高槻やよい
ニョロモ「~♪」
天海春香
ふふっ♪興味津々って感じだね
如月千早
……!?春香、後ろ!
天海春香
後ろ?
天海春香
後ろ?<シュルッ!>えっ、何これ!?
如月千早
<ギュッ!>ぐっ……!これは……草のツル!?
高槻やよい
春香さん!千早さん!
天海春香
<ギリギリ>いっ、たい……体が、動かせない……!
天海春香
???「よーし、よくやったぞモジャンボ」
如月千早
誰!?
如月千早
???「お前達、そのニョロモをこっちに寄越せ」
高槻やよい
……あの人、まさか……
天海春香
さっき警察が言ってた密猟犯!
(台詞数: 50)