最上静香
私のソロ曲を聞いていただき、ありがとうございました!!
最上静香
次からも皆の歌が続くので、たのしみにしていてくださいね!
最上静香
次からも皆の歌が続くので、たのしみにしていてくださいね!『ワアアアアアアアア!!』
北沢志保
『ワアアアアアアアアアアア!!』…すごい歓声。この後に私が続くのね。
北沢志保
ダンス…良し。歌…良し。
北沢志保
…って、いまさら準備することはないわね。後はすべてを出し切るだけ。
最上静香
…ふぅ。みんなの声が心地よかったわ。
最上静香
…ふぅ。みんなの声が心地よかったわ…あら、志保じゃない。
北沢志保
おつかれ、静香。
最上静香
ありがと。…志保、貴女の出番はもう少し先じゃなかった?
北沢志保
控室でぼうっとしてても意味ないもの。それよりは、ここで会場の空気を感じたかったのよ。
北沢志保
それに、いまさら慌てて復習なんてしても意味ないもの。
最上静香
そう。殊勝な心掛け…なのかしら?
最上静香
…志保、貴女もしかして緊張してる?
北沢志保
そう見える?
最上静香
いつもの志保には見えないわね。肩に力が入ってるわ。
北沢志保
…確かに緊張してないといえば嘘になるわ。だってそうでしょ?
北沢志保
ここは、皆が夢に見て思い描いてきた武道館なんだから。緊張しないのは未来ぐらいよ。
最上静香
未来は…そうね。あと環も緊張しないでしょうね。
最上静香
…大丈夫よ、志保。
北沢志保
…静香?
最上静香
貴女が私の次ぐらいに努力してるのは、私が保証するわ。それに、ファンの皆は味方よ。
北沢志保
私が努力した量は貴女以上よ。バカにしないで頂戴。
北沢志保
…ふふっ。こんなしょうもない話でも少しくらいは緊張がほぐれるのね。
最上静香
緊張がほぐれたなら良かったじゃない。無駄な会話じゃなかったって事よ。
北沢志保
…ありがと。
北沢志保
…ありがと、饂飩の妖怪。
最上静香
ここでその言い方する!?今まで割といい話してたじゃない!!
北沢志保
いい話?いい話だなんて片腹全治二か月の大激痛だわ。
最上静香
メッキ剥がれてる!!
北沢志保
滅鬼?なに?中二病なの貴女。
最上静香
鍍金!!中二病な発想してたのは貴女でしょ!!
北沢志保
こんなところで大声出さないで。会場に声が漏れたら大惨事じゃない。
最上静香
誰のせいで大声出してると思ってるのよ!!
北沢志保
え?十四年物の饂飩のせいでしょ?
最上静香
人をワインか漬物みたいに言わないで!!
北沢志保
貴女、自分の事をそんな高尚な嗜好品と思ってるの?精々くさやかブルーチーズでしょ?
最上静香
わりと当然の反応よ!!あと貴女が言ったのも普通の食べ物!!
北沢志保
食べ物の話ばかり…ステージで歌ってお腹すいたの?
最上静香
確かに少しお腹は空いてるけど、元をたどれば貴女が饂飩って言ったからでしょ!?
北沢志保
美奈子さんがケータリングの所で待ってるから早く行って来たら?
最上静香
私またステージに立つからね!?
北沢志保
お腹ぽっこりした状態で出ればいいじゃない。
最上静香
誰が出るか!!!
最上静香
誰が出るか…イヤモ二から声が。何ですか、プロデューサー?
最上静香
はぁ!?今の志保とのやり取りがステージに漏れてた!?ちょっと志保、どうしてくれるのよ!
北沢志保
……。
最上静香
何か言いなさいよ。
北沢志保
私、振付の確認してくるわ!【ダッ!】
最上静香
貴女さっき復習はもういいって言ってたでしょ!!都合のいい言い方して逃げるな!!
(台詞数: 50)