最上静香
聞きたいことがあります。
松田亜利沙
いらっしゃいませ!ご注文はなんですか?只今ランチメニューがお得です。
最上静香
え、じゃあえーと。Bランチを。
松田亜利沙
はいはーい!少々お待ちくださーい!
最上静香
……メニューも見ずに言ってしまった。何なんだろうBランチ。
松田亜利沙
で、聞きたいこととは?ありさに答えられる事なら答えられますよ。
最上静香
……のり子さん。ここで働いてるんですか。
松田亜利沙
あ、はい。色々してここに面接来るように誘導しました。良く働いてくれてますよ。
最上静香
何故?
松田亜利沙
……そのまえに、静香さん。合格です。
最上静香
……あ、そういえばテストされてたんだっけ。
最上静香
って合格?まだのり子さんから得た情報しか送ってないし、それも表面的なもので……
松田亜利沙
何故、福田のり子さんに目をつけたんですか?
最上静香
喋ってくれそうな人種だったからです。他の人と違って接触しやすい場所にいるし……
松田亜利沙
……福田のり子さんはね、私達がひっそり監視してるパーソンの一人なんです。
最上静香
監視?
松田亜利沙
はー、最初から説明するのも面倒ですね。とにかく、先日お知らせした身分は仮初です。
最上静香
……私が逆に、あの人に騙されていた?
松田亜利沙
騙したわけじゃなく、そう振る舞うように言われてるだけですよ。
松田亜利沙
ただ、あの人にカーソル合わせた静香さんはグッドです。なので合格です。
最上静香
……全然気がつかなかった。
松田亜利沙
元気出してください。静香さん。
松田亜利沙
ご注文の生ハムメロンパンです!
最上静香
注文してない!Bランチは?
松田亜利沙
Bランチのメインディッシュは生ハムメロンパンですよ。後ほど付け合せも持ってきますね。
松田亜利沙
あ、ちなみに静香さんはありさのとっておきになってほしいのです。
最上静香
……とっておき?
松田亜利沙
はい、ありさサークルの中でも、ありさだけが知ってるありさだけの友達です。
最上静香
亜利沙倶楽部じゃなかったの?
松田亜利沙
ありさーくるは、今塔を護る存在です。そういう風にプロデュースしてきました。
松田亜利沙
そして、そういう団体のトップに立つように頑張りました。
松田亜利沙
でも、それすらありさの目的の為の手段に過ぎないのですよ。なので、
最上静香
私は、あなたの個人的な手下って事?
松田亜利沙
私の目的はですね。
最上静香
……そんな事、私なんかに漏らして大丈夫なの?
松田亜利沙
……女神様を塔から降ろす事です。
最上静香
……
最上静香
……?
松田亜利沙
いや、文字通りの意味ですよ。それが私の最終目標、使命です。
松田亜利沙
勿論その為には塔の内部、上の方まで侵入する必要がありますし、
最上静香
塔に入れば私の「真実に近づく」という目的も達成できると?
松田亜利沙
……まあ、具体的には後ほどちゃんと伝えますね。
最上静香
その組織に黙って私を使うということは、組織に楯突くということ?
松田亜利沙
……
松田亜利沙
……はい!楯突きます!というか、元々ありさの物だったんですから。
最上静香
分かったわ。話を聞きましょう。
松田亜利沙
前向きになってくれて嬉しいです。でもその前に……
最上静香
前置き多くない?
松田亜利沙
ご注文のBランチの付け合せの
松田亜利沙
ご注文のBランチの付け合せの生ハムメロンパンです!
(台詞数: 50)