最上静香
志保、ちょっといいかしら?
北沢志保
無理ね、他を当たってちょうだい。
最上静香
まだ何も言ってないでしょ!話ぐらい聞きなさいよ。
北沢志保
何の用よ。未来の躾方なら知らないわよ。
最上静香
だから話をちゃんと聞きなさい!それに躾なら間に合ってるから!
北沢志保
(間に合ってるんだ…)
最上静香
実はね…今度星梨花と一緒に絵本の朗読会をやることになってね。
最上静香
志保なら何かいい絵本を知ってるんじゃないかなって思って。
北沢志保
どうしてその仕事を静香に回したのか疑問で仕方ないわ。
最上静香
私にそんなこと言われても…ただあなたは環と一緒の仕事が入ってるからって聞いたぐらいで…
北沢志保
ま、まぁそれなら仕方ないわね。
最上静香
(相変わらず環が絡むとちょろいわね…)
北沢志保
で、おすすめの絵本だっけ?それならこれなんてどうかしら。
最上静香
これは…絵本にぬいぐるみがくっついてるわね。
北沢志保
パペット絵本っていうものよ。いわゆる仕掛け絵本の一種ね。
北沢志保
ほら、こんな風に絵本からぬいぐるみが顔を出すから朗読会にはもってこいじゃないかしら。
最上静香
ほんとね。それに…ふふっ、とっても可愛らしいわ。
北沢志保
ま、後はあなたの腕次第だから頑張りなさいよ。
最上静香
志保に相談してよかったわ。ありがとうね。
北沢志保
別にお礼なんていいわよ。
最上静香
よし、それじゃあ本番まで頑張ろうね。
最上静香
絵本の中のパンダさん♪
(台詞数: 22)