大神環
…お嬢…この人誰?
周防桃子
さぁね…
最上静香
…うぅ…
周防桃子
ちょっと…大丈夫?
最上静香
…あれ…ここは…
大神環
あっ…目を覚ましたぞ
最上静香
…っ!?ここ何処!?
周防桃子
ちょっ…いったん落ち着いてよ…道で頭から血を流して倒れてたんだから
最上静香
頭から血を…?
大神環
お嬢が手当てしてくれたんだぞ!
最上静香
…どうやってここまで運んだの?貴女達じゃ無理でしょ…?
大神環
ジュリアが運んで来たんだぞ
周防桃子
今は商店街に薬を買いに行って貰ってるけど…貴女は一体何があったの?
最上静香
私は…確か…事務所で探し物を…っ!痛っ…
周防桃子
ほら…無理しちゃダメだよ…少し横になってて…環…悪いけどお水変えて来て
大神環
分かったぞ!こぶん!行くぞ!こぶん『にゃ〜』
最上静香
…なんか御免なさい…
周防桃子
良いのよ…困ってる時はお互い様…
周防桃子
でもひとつ教えて…貴女、もしかして木下組にやられたの?
最上静香
えっ?木下組?
周防桃子
前に一度この商店街を滅茶苦茶にしようとした組なんだけど…
周防桃子
けどある人物が木下組をこの街から追っ払ったの…だから今はもう被害なんてないと思ったんだけど
最上静香
(…木下組とか…さっきから聞いてる感じ…まるであのドラマみたい…)
最上静香
(ジュリアさん…桃子、環…ひなたにのり子さん…今の面子って…任侠ガンプラドラマの…)
最上静香
ねぇ…貴女の知るジュリアっていう人…使ってるガンプラはクァバーゼかしら?
周防桃子
えっ?クァバーゼって何?聞いた事ないんだけど…
最上静香
えっと…トールギスⅡの事なんだけど…
周防桃子
トール…ギス?えっ?えっ?
最上静香
(やっぱりおかしい…この世界は…私の知る世界じゃない…何処なの?ここは?)
周防桃子
???『お嬢…言われた薬買って来たぞ』あっ…ジュリア…ちょうど良いところに…
周防桃子
ジュリア『どうしたんだお嬢?』ジュリアは旅してる中でトールギスって聞いたことある?
周防桃子
ジュリア『トールギス?なんだそれ?』じゃあクァバーゼは?
周防桃子
ジュリア『ごめん…余計知らない…』…だよね…
周防桃子
ジュリア『なんでいきなりそんなこと聞いたんだ?』いや…さっきの人が目を覚まして…
最上静香
…ここは…一体…
最上静香
ジュリア『よぅ…目は覚めたみたいだな』っ!?誰ですか!?
最上静香
ジュリア『おいおい…運んでやったのにその態度は酷いな…』…えっ?…ジュリアさん?
最上静香
ジュリア『アタシを知ってるのか?…とは言ってもアンタの知るジュリアとアタシは違う…』
最上静香
えっ?ジュリア『アンタ…この世界の人ではないな?』
最上静香
…そうなのかもしれません…私も良く分からないんです…目が覚めたら此処でしたから…
最上静香
ジュリア『なるほどね…まぁいいや…それより…アンタもファイターだろ?』
最上静香
ジュリア『この機体はアンタのだろ?』っ!?AGEー0!?
周防桃子
それって…さっきあの人の近くに落ちてた…ジュリア『間違いなく彼女のモノだ』
最上静香
ジュリア『これ使ってアタシとガンプラバトルと行こうぜ』なっ…
最上静香
ジュリア『アタシはガンプラバトルを通じた方のが話が伝わるからな…ほらっ』
最上静香
(ん?何でこのAGEー0…クレシェンドスクランダーが付いて…パーツは砕け散ったはず…)
最上静香
ジュリア『さて…アタシと勝負と行こうか…アタシの…アストレイ…』っ!?
最上静香
(あのアストレイ…まさか…片腕が斬り落とされても尚且つもう片方の腕だけで組を潰した…)
最上静香
(片腕…フレームに髑髏龍の模様…あのドラマの…極道殺しの異名を持つアストレイ…)
最上静香
ジュリア『このプラリネアストレイメテオフレームとな!』(次回…静香vs髑髏龍)
(台詞数: 50)