北沢志保
メリークリスマス。よく来たわね、静香。待っていたわ。
最上静香
志保。あなた、急に呼び出して何の用なの?
北沢志保
ふふ…その前に、よくこの場所がわかったわね。
最上静香
いや、あなたからのメールに時間も場所も書いてあったから。
北沢志保
なるほど。メールの内容から推理してここまで辿り着いたと。流石は静香ね。
北沢志保
それでこそ、私の認めた最大のライバルにして、クレシェンドブルーのリーダーよ。
最上静香
あなた私のこと馬鹿にしているでしょう!?
北沢志保
何を言っているのよ!こんなにも賛辞を送っているじゃない!
最上静香
それが馬鹿にしているって言ってるのよ!
最上静香
…まあいいわ。早く要件を言ってちょうだい。
北沢志保
実はね、今夜我が家でクリスマスパーティーをする事になったの。
北沢志保
家族だけじゃなく、弟や私の友達を招いてのスペシャルホームパーティーよ。
北沢志保
もちろん未来や可奈、他にも何人かを招待済み。
最上静香
へえ、良いわね。それは楽しみだわ。
北沢志保
でしょう?…まあ、それと要件は関係無いんだけれど。
最上静香
関係無いの!?って、私は招待してくれないの!?
北沢志保
冗談よ。はい、これ招待状。これを渡したかったの。
最上静香
まったくもう…どうして当日に渡すのかしら。
北沢志保
思い出してくれた未来に感謝しなさい。
最上静香
忘れてたの!?
北沢志保
冗談よ。静香って最近忙しかったじゃない?だから渡すタイミングがなかったの。
最上静香
そう…でも、せめてメールで教えてくれてもいいじゃない。予定があったらどうするのよ。
北沢志保
仕事が無い事はスケジュールを確認したわ。空白の1日…まさにホワイトクリスマスね。
最上静香
上手い事言わないでよ!!
北沢志保
プライベートの予定が無いことは、探偵を雇って調べてもらったわ。
最上静香
ストーカーじゃないの!!
北沢志保
冗談よ。私があなたをストーキングするとでも?自意識過剰過ぎないかしら?
最上静香
殴りたい…。
北沢志保
とりあえず、プレゼント交換用のプレゼントだけは持ってきてちょうだい。
最上静香
急にそんなこと言われても、そんなの用意してないわよ。
北沢志保
どうして用意していないの?意識低すぎない?
最上静香
殴るわよ。
北沢志保
しょうがないわね。私もついていくから、一緒にプレゼントを買いに行くわよ。
最上静香
えっ、ちょっと!
北沢志保
何よ。私と買い物に行きたくないわけ?
最上静香
そんな事は言っていないけれど…わかった。行くわよ。
北沢志保
まったく…本当は私、ただ静香と買い物に行きたいだけなんだけど。
最上静香
ふふん、どうせそれも冗談なんでしょう?
北沢志保
……………………。
最上静香
……えっ、何その反応?
北沢志保
冗談……の方がいい?
最上静香
意味深!!
(台詞数: 42)