北沢志保
北沢志保です
最上静香
最上静香です
最上静香
二人合わせて「はなまるうどん」です!
北沢志保
今更だけど、もっといいコンビ名無かったのかしら……?「しずしほ」とか……
最上静香
いや～、それにしても、このところ忙しい日々が続いていますよ
北沢志保
お仕事が途切れないことはありがたいことですけどね
最上静香
でも、毎日付き合ってもらっているプロデューサーさんの体調が心配です……
北沢志保
健康診断とかも行ってないみたいですからね
最上静香
私、そういう時のために、葬式に出る練習が必要だと思うのよ
北沢志保
どんな心配してるのよ!倒れないようにするための対策じゃなくて!?
最上静香
もう弔辞を用意してきてるのよ
北沢志保
不謹慎すぎるでしょ!他にもっとすることがあるでしょ!?
最上静香
せっかくだから、後で楽屋で読ませてあげるわね?
北沢志保
今読みなさいよ!二人きりで読まれても、どうリアクションしたらいいかわからないわよ!
最上静香
「只今ご紹介にあずかりました、故・税理士のくずの担当アイドル、の・最上静香です。」
北沢志保
言い方がおかしいわよ?「担当アイドルの最上静香」ね!「故」みたいな言い方だったわよ?
最上静香
「プロデューサー、謹んでご逝去を悼み、生前の生温かいご指導に対し、お礼を申し上げます。」
北沢志保
「生温かいご指導」って何よ!?いやらしいレッスンをしていたみたいに思われるでしょ!
最上静香
「プロデューサーに出会ったのは、今から3年ほど前になります。」
最上静香
「あの頃は私も未熟で、プロデューサーのことを頼りない目で見ていました。」
北沢志保
静香もそう思っていたのね……昔の私を見ているようだわ
最上静香
「今もその気持ちは変わっていません。」
北沢志保
成長しなさいよ!御遺族がビックリしているわよ!
最上静香
「マネジメントだけでなく、レッスンにも付き合ってくださいましたよね。」
最上静香
「私たちと一緒になって汁を流した姿、今でも思い出します。」
北沢志保
「汗」でしょ!汚らしいレッスンをしているみたいじゃない!
最上静香
「レッスン後に一緒に飲んだ豚汁の味も忘れられません。」
北沢志保
その流れで、よく豚汁が飲めたな!汁流して、汁を飲むって……
最上静香
「そんなプロデューサーの訃報、未だに信じられません……。」
北沢志保
まあ、気持ちの整理はつかないでしょうね……
最上静香
「スーツの似合うプロデューサーが白装束を着させられ、死化粧を施され……。」
北沢志保
そこは克明に伝えなくていいから!
最上静香
「内臓を取り除かれて、塩漬けにされるなんて……。」
北沢志保
新巻鮭か!なんで旨味を引き出そうとしているのよ!
最上静香
「化粧箱に入ったプロデューサーが、可哀想で……。」
北沢志保
やっぱり新巻鮭じゃないの!「棺桶」に入れなさいよ!
最上静香
「今後はプロデューサーが私に教えてくださった『努力を怠らない姿勢』を忘れることなく」
最上静香
「アイドルとして慢心していきたいと思います。」
北沢志保
「邁進」でしょ!いきなり努力を忘れているわよ!
最上静香
「どうか、速やかにお眠りください。」
北沢志保
「安らかに」でしょ!もうすでに眠っているのよ!
最上静香
「なお、別室に、ささやかではありますが粗茶などを用意いたしておりますので……。」
北沢志保
それは喪主が言うことだから!あなたは黙ってなさい!
最上静香
「それでは今週はこれでお開き。また来週お会いしましょう。」
北沢志保
来週は無いわよ!「笑点」のシメか!
最上静香
……もしかして、「笑点」と「昇天」をかけたギャグ?
北沢志保
うるさいわよ!いい加減にしなさい!
最上静香
どうもありがとうございました～!
最上静香
…………
最上静香
誕生日漫才でなんてネタを書いてるんですか、プロデューサー!!
(台詞数: 50)