掴んだ夢は終わらない
BGM
Catch my dream
脚本家
ラインナフ@ISF10 G-09 (ミリ10th Act1...
投稿日時
2016-09-14 12:37:02

脚本家コメント
静香誕生日ドラマです!
三者面談では恐らくネタになりそうなので...せめて真面目に書きました!
ゲッサン最終話のあのシーンをアレンジしてみました。
本家を見れば3倍から1.5倍は楽しめるはずです!(宣伝)
 
ゲッサンミリオン終わらないでよぉぉっ!!(心の叫び)

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最上静香
P「...静香、まだ悩んでいるのか?」
最上静香
......
最上静香
P「いや、まだ時間はあるし、そんなに焦ることはないけどな。」
最上静香
...私、お父さんともう一度ちゃんと話し合おうと思うんです。
最上静香
今の気持ちとかこれまでのこととか、向かい合って全部話して...
最上静香
それでまだ反対されたとしても伝えたいんです。
最上静香
それでまだ反対されたとしても伝えたいんです。 『私はアイドルでいたい』って。
最上静香
P「そうだな...結局、親と話し合うのは避けられないしな...。」
最上静香
...そう決めたんですけど、なかなか動き出せなくて。
最上静香
P「...一つだけ、昔話をしていいか?」
最上静香
はい...別に大丈夫ですけど....。
最上静香
P「俺さ、中学のときにテニスプレーヤーになりたかったんだ。」
最上静香
P「これでも昔は都内代表とか全国に行ってたんだよ。 ...でもなれなかった。」
最上静香
P「いや...正確に言えば『なることから逃げてしまった』んだ。」
最上静香
P「これからの人生を考える...って時に、テニスに一生を捧げようと思えなかったんだ。」
最上静香
P「...険しい道が嫌で、怖くて、そこから俺は逃げたんだ...。」
最上静香
...プロデューサー...。
最上静香
P「...怖いよな。」
最上静香
P「これから静香が選ぼうとしている道は、アイドルを辞めるより険しい道だ。」
最上静香
P「人気、競争、心ない言葉。 芸能の世界は決して子どもに優しくはない。」
最上静香
P「家族と考えが対立するのは辛いことだ。 きっと泣いてしまう日もあるだろう。」
最上静香
相変わらず子ども扱いするんですね。 プロデューサーのそういうところ、嫌いです。
最上静香
P「知ってるよ。 でも泣いたっていいって俺は思う。」
最上静香
P「何度だって泣いてもいい。 その代わり、そこで諦めなければいいんだからさ。」
最上静香
...そんなこと、言われなくてもわかってます。
最上静香
私...泣くと思います。 これからも何度も何度も。
最上静香
でもどんな時だってひとりじゃないから...
最上静香
劇場のみんなと....
最上静香
劇場のみんなと...それに、
最上静香
劇場のみんなと...それに、ぷ、
最上静香
劇場のみんなと...それに、ぷ、プロデューサーもいますし...
最上静香
劇場のみんなと...それに、ぷ、プロデューサーもいますし...一応。
最上静香
P「...一応は余計だろ。」
最上静香
P「とにかく、先のことは俺にも分からない。」
最上静香
P「ラケット振り回してた俺がまさかプロデューサーになるなんて、予想できなかったし。」
最上静香
P「人生って案外わからないものだからな...思いもよらないピンチが待ってるかもしれない。」
最上静香
P「それでも、ひとつひとつ一緒に頑張っていこうな。」
最上静香
P「...なんか湿っぽくなっちゃったけど...最後に一つだけ。」
最上静香
P「静香、」
最上静香
P「静香、ハッピーバースデー。」
最上静香
...はい、
最上静香
...はい、プロデュース、これからもよろしくお願いします
最上静香
...はい、プロデュース、これからもよろしくお願いします、プロデューサー。

(台詞数: 43)