最上静香
お父さん、ちょっと話があるの
高木社長
父『…なんだ?遊びの事なら前から言っている通りだ。』
最上静香
うん、その事なんだけど…
高木社長
父『受験までだと言ったはずだ』
最上静香
私…アイドルを辞めます
高木社長
父『お前の将来の事を…何?』
最上静香
アイドルを辞めます。今までわがまま言ってごめんね
高木社長
父『そうか。なら今後はさらに勉学に励みなさい』
最上静香
…受験もしません
高木社長
父『何を言っている?』
最上静香
私…大切なものができたの
高木社長
父『バカな!良い大学に、一流企業に入るためには、しっかり勉強をして…』
最上静香
会って貰いたい人がいるの
高木社長
父『………プロデューサーとやらか?』
最上静香
違います
高木社長
父『娘をたぶらかすだけに止まらず…殴ってやる!出てこい!』
北沢志保
…あの、初めまして
高木社長
父『!?君は!?プロデューサーじゃないのかね』
最上静香
だから違うって…紹介するわね
北沢志保
き、北沢…志保です!
北沢志保
娘さんを下さい!
高木社長
父『な、な…何?』
最上静香
やだ…志保ったら
北沢志保
ぶしつけで申し訳ありません!
北沢志保
でも好きになっちゃったもんで
高木社長
父『ちょっと待ちなさい、君は…女性だろう?しかもまだ幼い』
北沢志保
性別は関係ありません!歳も…大丈夫です!稼ぎだってあります!
最上静香
志保は人気アイドルなのよ
高木社長
父『そういうことじゃなくてだな…』
北沢志保
お孫さんもそれを望んでいます!
高木社長
父『孫!?』
最上静香
ちょっと志保!それはまた今度って言ったのに!
北沢志保
どのみち話さないといけないのよ!なら…
北沢志保
絶対に娘さんを幸せにします!お義父さん!娘さんを下さい
最上静香
志保…(お腹さすりさすり)
高木社長
父『さ、酒だ…』
高木社長
父『酒を持って来てくれ…』
最上静香
せっかくだから一緒に言っておくわね?
高木社長
父『…これ以上何を(グイッ)』
最上静香
志保のお腹にも…
北沢志保
(お腹なでなで)
高木社長
父『ふふふ…あっはっは!』
高木社長
父『めでたいな!これはめでたい!』
最上静香
父さん!じゃあ認めてくれるのね!
北沢志保
ありがとうございます!私達、絶対幸せになりますから!
高木社長
父『これは夢だ…夢に違いない…(ヒック)』
最上静香
良かった…これで志保のお母様にも報告出来るね
北沢志保
うん…うん!
最上静香
今夜はお祝いの紅白のうどんよ
高木社長
父『それはちょっと…』
(台詞数: 50)