最上静香
あそこね…相手は…3人。
最上静香
それならなんとかなりそうね。よし!
黒井社長
悪党A「はっはー!思ったよりうまくいったな。」
黒井社長
悪党B「町外れにこ～んな上玉がいるなんて誰も思ってないよな。」
黒井社長
悪党C「誰かに見つかる前に早い事済ませちゃおうぜ。」
最上静香
そこまでだ!
黒井社長
悪党ABC「誰だ!」
黒井社長
悪党A「ってこいつは饂飩屋の娘じゃないか。そんな奴がこんなところに何の用だ。」
最上静香
リーナを返してもらいにきた。
黒井社長
攫った小娘をはいそうですかと返すわけにはいかないんだよ!
最上静香
そんなことわかってるわよ。だから取引をしましょう。
黒井社長
悪党B「取引だぁ?」
最上静香
私が今からあなた達に最高の饂飩を御馳走するわ。それで彼女を開放して頂戴。
黒井社長
悪党ABC「………。」
黒井社長
悪党C「くっくっく…あーっはっはっは!」
最上静香
何がおかしい!
黒井社長
悪党A「残念だったな饂飩娘!俺たちはみんな蕎麦派だ!」
最上静香
なっ!蕎麦派だって!?
黒井社長
悪党B「蕎麦ならその条件を飲んでやるところだったが…饂飩じゃ話にならねぇ。」
黒井社長
悪党C「それとも…饂飩をやめて蕎麦をご馳走してくれるのかい?」
最上静香
ちっ!誰が蕎麦なんか作るもんですか!リーナを返しなさい!
黒井社長
悪党A「おっと…武器も持たない奴なんかに俺たちがやられるわけないだろ。」
最上静香
離せ!離しなさい!
黒井社長
悪党C「いいこと思いついた。この饂飩娘に蕎麦の素晴らしさをたっぷりと教えようじゃないか。」
黒井社長
悪党B「それはいいアイディアだ!生粋の蕎麦嫌いと噂の饂飩娘が蕎麦派に落ちる…。」
黒井社長
悪党B「最高じゃねーか!!!」
最上静香
いや……何をするの…あなた達…。
最上静香
やめて…蕎麦なんか持ってこないで…
最上静香
お願い……やめて……
最上静香
いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
黒井社長
【こうしてミーナは、悪党達に捕まり、毎日蕎麦地獄を味わってしまった…】
黒井社長
BAD END No.2「蕎麦地獄」
(台詞数: 32)