最上静香
へい!うどん一丁お待ちどう!
最上静香
そういうと私は一つのうどんをお客に差し出した。
最上静香
客A「ミーナの作るうどんは最高だな。」
最上静香
ありがとうございます!
最上静香
客B「ミーナちゃん、こっちには蕎麦を頂戴!」
最上静香
私の怒りが爆発する前にお帰りください。
最上静香
【あれから2年の月日が経ち、私はこの小さな町で暮らしている】
最上静香
【今は饂飩屋で働きながら生活をしている。ここの人達は優しい人ばかりだ】
最上静香
【だが…少し町を離れた所ではやはり争いを好む者共がいる】
最上静香
【だから不用意にここから離れるべきではないと町のみんなは理解している】
最上静香
ふぅ…。
箱崎星梨花
どうしたんですか?
最上静香
【そう声が聞こえてきた】
最上静香
いや、まだこうした平穏な町があったんだなって改めて思ってね。
最上静香
【そういうと少女は言った】
箱崎星梨花
他の町はこんな感じではないんですか?
最上静香
他はどこの争いばかりだ。生きた心地がしないよ。
最上静香
それに比べてここはみんなが協力しあって生きている。
最上静香
私は…この国がこんな暮らしをしてくれればって思っているんだ。
箱崎星梨花
どうして争いがなくならないんでしょうか?
最上静香
こればっかりは私にもわからないわ。
最上静香
私が如何に無益な戦いはよせといっても、あの者たちは戦いをやめなかったからね。
最上静香
だからたまに思ったりするの。
最上静香
みんなの考えてることが私と同じならこんな風にはならなかったんじゃないかってね。
最上静香
でも私は諦めないわ。いつかみんなが平穏な暮らしをしていけるように頑張っていくわ。
箱崎星梨花
その願い、叶うといいですね。私もできる限りお手伝いしますよ。
最上静香
ありがとう。リーナ。
最上静香
【この少女…いや、彼女の名はリーナ。2年前に私を救ってくれえた恩人だ。】
最上静香
【物を作るのが得意な不思議な子だ】
箱崎星梨花
あいたっ!(ドテン)
箱崎星梨花
も～う!どうしてこんなところに段差があるんですか!?ぷんぷん!
最上静香
【………よく段差や石ころに躓いたりもする】
最上静香
【こう見えてリーナは21…いや、明日で22歳になる】
最上静香
【そんなおっちょこちょいだけど可愛いリーナの為に、私は今日も頑張る。】
最上静香
明日はリーナの誕生日か…。何を用意しようかな?
最上静香
選択肢① フルーツたっぷりのケーキ
最上静香
選択肢② 丹精込めて作ったスペシャル饂飩
(台詞数: 37)