真壁瑞希
私ですか…?私は真壁瑞希です。
真壁瑞希
ポケモンリーグの係員を務めさせていただいてます。以後、お見知りおきを。
最上静香
よ、よろしくお願いします…。
真壁瑞希
貴女も、バッジを8つ集めたトレーナーですね。バッジを拝見させていただきます。
最上静香
…お願いします。【スッ】
真壁瑞希
…確かに、ジョウト地方8つのバッジを確認しました。おめでとうございます。
真壁瑞希
これで、最上さんはポケモンリーグに挑む第一の権利を見事得ることができました。ぱちぱちぱち。
最上静香
え…第一…?いったいどういうことですか!?
矢吹可奈
それって、さっきテレポートで転送された人にも何か関係があるんですか?
真壁瑞希
それについても説明させていただきます。メモの用意は大丈夫ですか?
矢吹可奈
メモ!?ちょ、ちょっと待ってください~!!
真壁瑞希
メモは冗談だったのですが…。冗談を言うのは難しいですね。反省。
真壁瑞希
さて、最上さん。貴女はここまでくる途中、いったい何名のトレーナーとバトルをしましたか?
最上静香
えっと…チャンピオンロードだけでも10からは数えていないです。
真壁瑞希
そうです。それだけのトレーナーが、ほぼ毎日ポケモンリーグに挑もうとしているのです。
真壁瑞希
さて、四天王とチャンピオンがそれだけのトレーナーを毎日相手するのはとても骨が折れるのです。
真壁瑞希
そこで、ポケモンリーグに挑む前に私という門番がたてられることになりました。いえい。
真壁瑞希
最上さん。貴女は私とバトルをしていただきます。
真壁瑞希
私が見るのはポケモンバトルの技術と、トレーナーの心の強さです。
真壁瑞希
見事、私を倒すことができたのならば、ポケモンリーグに挑む権利を与えます。
矢吹可奈
あの…もしも、瑞希さんに負けてしまったらどうなるんですか?
真壁瑞希
私に負けた場合、バッジを1つはく奪し、挑戦者が生まれ育った町へ送り返します。
真壁瑞希
生まれ育った町から再び旅を始め、手持ちのポケモンと己の心を鍛えなおしていただきます。
真壁瑞希
せっかくここまで来たのに戻されるなんて…ぶるぶる。
真壁瑞希
ちなみに、先程の方は心があまりにも未熟で、チャンピオンに挑む器ではありませんでした。
最上静香
…結構辛辣な物言いをするんですね。
真壁瑞希
事実ですから。それに、全てのトレーナーに情を注ぐ余裕はありません。
真壁瑞希
では最上さん。貴女がこの先に進むことのできるトレーナーかどうか、見させていただきます。
真壁瑞希
貴女が、ここまでポケモンと歩んできた全てを私に見せてください。
真壁瑞希
では始めましょう。使用ポケモンは共に2体です。
(台詞数: 30)