最上静香
……ごちそうさま、お母さん。お母さんの料理、久しぶりに食べたけどやっぱりおいしい♪
音無小鳥
ふふっ。昨日は三人ともご飯を忘れるくらい、ずっとお話ししてたものね。
最上静香
そういえば昨日訊けなかったけど、なんでお父さんは私がチョウジタウンにいるって知ってたの?
黒井社長
ああ、それはな。可奈ちゃん家への届け物を偶然見たんだ。
最上静香
届け物…?
音無小鳥
確かチルタリスの写真だったかしら…?湖をバックにした写真だったんだけど…。
最上静香
チョウジタウンのジムリーダーが盗み撮りした写真…よね。
音無小鳥
あれに貴女も写ってたのよ?
最上静香
そうだったの!?
黒井社長
小さく、だけどな。それでも、静香が元気に旅してるってことは分かったんだ。
黒井社長
…写真とはいえ姿を見てしまったせいで、我慢できずに電話してしまったんだけどな。
最上静香
ふふっ…♪お父さん、もう少し子供離れしたらどうなの?
黒井社長
…善処するさ。
音無小鳥
それで、静香はいつまで家にいる予定なの?
最上静香
あー…、実はすぐにでもフスベシティに向かおうかなって思ってるの。
最上静香
可奈をずっと待たせちゃってるからね…。
音無小鳥
そう…、それは残念ね。もっとゆっくりしていくのかと思ったのに。
最上静香
大丈夫よ、お母さん。チャンピオンを倒したら帰ってくるから。
最上静香
…本当はもっと居たいけど、せっかく旅の許しをもらったんだもの。そろそろ行くわ。
黒井社長
少し待て、静香。
最上静香
…お父さん?
黒井社長
これを持っていけ。今の静香には必要な物だろう。
最上静香
っ…!これは…。
最上静香
確かに、今の私には必要ね。ありがとう、お父さん。
黒井社長
ああ。…ジム戦、頑張って来い。無茶だけはするんじゃないぞ?
最上静香
分かってるわよ。よほどのことが無いかぎりあんな事はしないわ。
最上静香
【ポンッ】出てきて、チルちゃん。私をもう一度、フスベまで連れて行ってくれる?
最上静香
【チルチルッ!】ありがとう、チルちゃん。それじゃあお父さん、お母さん。行ってきます。
音無小鳥
行ってらっしゃい。
黒井社長
…気を付けてな。
(台詞数: 30)