矢吹可奈
そういえば可憐さん。さっきのウリムーちゃんの中に可憐さんのウリムーちゃんがいないって
矢吹可奈
なんで分かったんですか?模様に特徴があるとか…ですか?【…ショボン】
篠宮可憐
えっと…その…。
篠宮可憐
匂い…です。
最上静香
…はい?
矢吹可奈
…匂い?【ケラケラ】
篠宮可憐
わ、私、昔から嗅覚はよくて…それで、私のウリムーじゃないってわかったんです。
篠宮可憐
ただ…ここはウリムーが多すぎて、私のウリムーがどこにいるのかが分からないんです。
篠宮可憐
【クンクン…】あ、あっちのほう…だと思うんですけど…。
最上静香
【クイクイッ】ニューラも、向こうからポケモンの気配を感じてるみたいね。行ってみましょう。
最上静香
――――――――――。
矢吹可奈
ウッリムーちゃ~ん♪でっておいで~♪【ケラケラ~♪】
篠宮可憐
…エルフーン、ちょうはつです。
矢吹可奈
…またまたごめんなさい。【…ショボン】
篠宮可憐
き、気にしないでください…。それより…。【クンクン…】
篠宮可憐
この近くから、私のウリムーの匂いがします。きっとこの近くにいると思うんですけど…。
最上静香
あまり大きくないから、岩陰とかにいると分からないわね。カポエラー、みやぶるで探してくれる?
矢吹可奈
バクちゃんも、何か音が聞こえないか調べてみて!【バクッ!】
篠宮可憐
あの…何かわかりましたか?
最上静香
ここからもう少し奥に行ったところに、何かいるみたい。
矢吹可奈
バクちゃんも、ポケモンの鳴き声が聞こえたみたい。行ってみましょう!
矢吹可奈
――――――――――。
最上静香
ニューラ、カポエラー、こっちで合ってるのよね?
矢吹可奈
静香ちゃん、可憐さん!あれ!!
篠宮可憐
わ、私のウリムー!
篠宮可憐
わ、私のウリムー…?
最上静香
えっと…見知らぬポケモンを突っついてるように見えるんですが、何をやってるんですか?
矢吹可奈
突っつかれてるのはデリバードちゃんかな?ウリムーちゃん、持ってる袋が気になってるみたい。
篠宮可憐
【スンスン】あ…あの子から、ウリムーが大好きな食べ物の匂いがします…。
篠宮可憐
きっと、食べ物の匂いがしたから、我を忘れてデリバードの所に走って行ったんです…。
最上静香
流石ウリムー、猪突猛進とはよく言ったものね…。
矢吹可奈
ちょとつも~しん、も~しん、も~も~し~ん…♪【ケラケラ】
篠宮可憐
と、とりあえずウリムーを止めなきゃ。エルフーン、くさぶえ。【ピ~♪】
篠宮可憐
ウリムーが眠ってる間にボールに戻さないと…。【バシュンッ】
篠宮可憐
あ…ウリムーが迷惑かけて…ごめんね、デリバード。【ペコペコ】
最上静香
一件落着…でいいのかしら?
最上静香
――――――――――。
最上静香
出口まで案内していただいて、ありがとうございます。助かりました。
篠宮可憐
私の方こそ、いろいろ助けてくれてありがとうございます。えっと…道中気をつけてください。
矢吹可奈
はい!それじゃあ可憐さん、ありがとうございました!!
最上静香
可奈の場合は、ご迷惑をおかけしましたじゃなかしら?
矢吹可奈
あうう…。ご迷惑をおかけしました…。
篠宮可憐
ふふ、気にしないでください。それでは。【フリフリ】
最上静香
…ふぅ。なんだか久しぶりな気がするわね。
矢吹可奈
久しぶりって、静香ちゃんはフスベシティに来たことがあるの?
最上静香
そうじゃなくて、私たちを『ラジオとうの人』って認識してない人よ。ちょっと気が楽だったわ。
矢吹可奈
あはは…確かに、エミリーちゃんから亜利沙さんまで、みんな知ってたよね。
矢吹可奈
【ピピピピ!!】…あれ?ポケギアが鳴ってる。私のじゃないけど…。
最上静香
私のが鳴ってたみたい。誰からかしら。【チラッ】
最上静香
っ…お父さん…?
(台詞数: 50)