最上静香
あの、姿は見えないですけどチョウジタウンのジムリーダーですよね…?
松田亜利沙
あっ!ご、ごめんなさい!今出ていきますね~!!【ガサガサ】
松田亜利沙
初めまして、トレーナーちゃんお皆さん!ジムリーダーの松田亜利沙です!
望月杏奈
…え、なに、その恰好は…?
松田亜利沙
実はですね、化学繊維の服を着てしまうと野生のポケモンちゃんが逃げちゃうんですよ。
松田亜利沙
先日はにおいに敏感な、キリンリキちゃんの尻尾に噛みつかれちゃって…。
松田亜利沙
だから、こうやってより自然に近い素材の服を着てるんです。ちなみに、メリープちゃん由来です。
望月杏奈
可奈「そ、そうなんですね…」
最上静香
すごい…。あの可奈が気おされてる。
松田亜利沙
それにしても見てください!今のバトルの写真ですよ、ほら!!【ズズイッ!】
松田亜利沙
ミミロップちゃんがとびげりを決めた瞬間ですよ!ほら、凛々しさとしなやかさがサイコーですっ!
望月杏奈
わぷっ!近い…。
松田亜利沙
それと、チルットちゃんが進化する瞬間です!神々しいと思いませんか?ね?【グイグイ】
望月杏奈
可奈「わあっ!チルちゃんがかっこよく撮れてますね!現像してもらえますか?」
松田亜利沙
もちろんですよ~!!サイズはどうしますか?額縁も提供しますよ~!!
最上静香
それはそれでいいですけど、まずはジム戦をお願いしたいんですが…。
松田亜利沙
ジム戦…?もしかして、貴女は挑戦者さんなんですか!?
松田亜利沙
ご、ごめんなさいっ!!ありさ、ジムを空けちゃってました!!
最上静香
いえ、ジムリーダー不在には慣れてますから。今回は眼鏡の方に教えてもらえましたし。
松田亜利沙
眼鏡の方…も、もしかして律子さんですか~!?
最上静香
名乗りませんでしたけど、多分そうだと思います。貴女の先輩と言ってました。
松田亜利沙
やっぱり律子さんです…。うう…ジムに戻ったらなんて言われるか…。
松田亜利沙
こうしちゃいられません!すぐにジムに帰りましょう!!
松田亜利沙
ありさは先に帰ってジム戦の準備をしておきますね!!
松田亜利沙
それでは静香ちゃん、ジムで待ってますからね~!【ダダダダダ…】
最上静香
…すさまじい人だったわね。
望月杏奈
ジムリーダーって…変わった人じゃないとなれないのかな…?
最上静香
いや、亜利沙さんと野々原さんが異質なだけだと思うわ。やよいや千鶴さんはまともだったし。
望月杏奈
可奈「……」
望月杏奈
…どうしたの、可奈?
望月杏奈
可奈「亜利沙さん、どうして静香ちゃんの名前を知ってたのかなって…」
最上静香
どうしてって、私たちの会話を聞いてたからじゃないの?
望月杏奈
可奈「私たち二人、さっき出会ってから一度も静香ちゃんの名前を会話に出してないんだよ?」
最上静香
……え?
望月杏奈
そういえば…確かに呼びかけたりはしたけど、静香って呼んでない気が…。
最上静香
……え?
(台詞数: 36)