ジョウト地方冒険譚 66話目
BGM
アニマル☆ステイション!
脚本家
sikimi
投稿日時
2016-05-16 18:33:47

脚本家コメント
現在地・スリバチやま麓
本来挟む予定のなかった話を挟んでしまうと、どうしても予定外な流れになってしまいますね。読んでくれた人のうち一人でも楽しんでいただけたなら予定を変更して差し込んでよかったと思いますが…。

コメントを残す
中谷育
わたしの初めてのポケモンだぁ…えへへっ。
最上静香
ふふ、さっきから顔が緩みっぱなしよ、育。
中谷育
え~?だって、とっても嬉しいんだもんっ!【ギュー!】
最上静香
こんなに喜んでもらえると、手伝ってよかったって思うわね。ね、可奈?
矢吹可奈
…そーだねー。【ムスー】
最上静香
むすーっとしてるけど、何がそんなに不満だったのよ。
矢吹可奈
え?この状況を見て不満の原因が分かってくれないの…?
矢吹可奈
←頭に乗っかるムウマを指さす。
中谷育
お姉ちゃん、とってもにあってるよ!!
矢吹可奈
うう…あんまり嬉しくないなぁ…。別にムウマちゃんが嫌いなわけじゃないんだけど。
最上静香
じゃあ何が不満なの?
矢吹可奈
半笑いで訊かないでよ!!
矢吹可奈
だってこの子、ことあるごとに驚かそうとしてくるんだもん。私怖いの苦手なのにさ~。
矢吹可奈
だってこの子、ことあるごとに驚かそうとしてくるんだもん。私怖いの苦手なのにひゃんっ!
最上静香
ムウマって、驚かすのが大好きで恐怖を吸収して栄養にしてるらしいわよ。ご飯も食べるけど。
中谷育
へぇ~、お姉ちゃん物知りなんだね♪
矢吹可奈
あ、ちょっと!なんでまた顔にかぶさって…危ない!足元見えないと危ないから!こけちゃうよ!!
中谷育
……。
最上静香
流石にあれはやりすぎじゃないかしら。
最上静香
―――下山。
矢吹可奈
っはぁー!はぁー…!!無事に降りてこられたよね…!?
最上静香
よかったじゃない。ムウマもご満悦みたいよ。
矢吹可奈
よくないよ!!ていうか、この子いつまでついてくるの!?【ケラケラ】
最上静香
可奈のことを気に入ってるみたいだから、ボールを投げたら簡単に捕まえられるんじゃないかしら?
矢吹可奈
まさかそんなことはないと思うけど…。一応、空きのボールはここにあるけどさ。【スッ】
矢吹可奈
【シュン!】投げる前に自分からボールに入ったよ!?なんで!?
中谷育
お姉ちゃんもスリバチやまで捕まえたんだね!わたしとおそろいだよ!
矢吹可奈
そう言われちゃうと悪い気はしないなぁ…。
最上静香
そういえば、育はどこの町に住んでるの?この近くだとは思うけど…。
中谷育
わたし?わたしはチョウジタウンだよ?
最上静香
奇遇ね。私たちはチョウジタウンへ行こうとしてたのよ。良かったら町まで案内してくれる?
中谷育
いいよ!マリルを捕まえるお手伝いしてくれたお礼に、町まで案内するね♪
中谷育
…あれ?そういえばわたしってお姉ちゃん達の名前聞いてたっけ?
最上静香
そういえば名乗ってなかったわね。私は最上静香よ。
矢吹可奈
私は矢吹可奈だよ!改めてよろしくね、育ちゃん!
中谷育
…静香お姉ちゃんと可奈お姉ちゃん?あれ?二人の名前ってどこかで聞いたような?
矢吹可奈
もしかして、翼ちゃんのラジオかな?
中谷育
翼ちゃん!?二人ってあの、ラジオとうの事件をかいけつした静香ちゃんと可奈ちゃんなの!?
最上静香
…本当にジョウト全土に伝わってるみたいね、あの事件。というか翼のラジオのリスナー多いわね。

(台詞数: 39)